今回のお題は「おすすめの本~読書の秋~」です。
「次郎物語」です。
私が初めて読んだのは子供の頃、ジュニア文学名作選というシリーズに入っていた厚めの本でした。
面白く共感しながら何度も読みました。
この名作選でも全40巻のうち、次郎物語1~3部が3~5巻目に位置しています。
同じ出版社の「世界の名著」全30巻にいたっては1巻目です。
その割に子供に読ませたい本としてはあまり挙がらないような気がして残念です。
おねしょを弟のせいにしようとして母に見破られ叱られても寝たふりをし、蚊帳からほうり出されても寝たふりをやめずにジリジリと蚊帳に戻ろうとしてふと薄目を開けて母を見たら、きっちり正座した母が自分を凝視していた話に、当時小学生の私はぞっとしましたw
見られていることを見越してそういう作為をしたのだけど、見られてる具合が想像以上でもう手も足も出ない! 万事休す! >o<
いたずらをして大怪我をし、惨状に皆が同情や心配をしてくれる中、祖父だけが同情も示さず叱りもしない事が不安で、わざと目に付くようにうろつくのだけどやはり口をきいてくれない。祖母に謝ってきたのかと聞かれて初めて自分から謝らなければいけないと気づく話もずっと心に残っています。
どちらも第一部の話です。
3部までが児童向けのようですが、4部5部も含めて、中高生になっても社会人になっても親になっても、いつ読んでも教わることが多い本であると思います。