今回のお題は「恩師のエピソード」です。
教師の職業だけにとどまらず、
【目上の人】【先人(せんじん)】って意味では、いっぱい恩師がいます。
その中から・・・
大学受験で・・・
高校入試の時に、親に進路で念を押されていたのに、
普通高校に進学してしまい、高3の夏、部活を引退した時に、
やはり進みたいと思い直して、急きょ進路を芸術系に進むと決めて、
そんな出遅れた私を夏休みから受験までの短い期間に、
そこそこまで仕込んでくれた、デッサンの先生。
進路の短大主催の【短期夏期講習】を受講するために、
その地方へ宿泊して通ったり、自分の努力もあったけど。
やっぱり、マンツーマンで教える先生の支えは大きかったと思う。
観たとおりを描いているつもりなのに、
先生の手にかかると脳で勝手に描いてしまっていることに気づく、
なかなか、観たままを描けない・・・
いくつかアドバイス貰った言葉の中に、人生にも通ずる素敵な言葉が。
「この一見黒だと思う、影の中にも、さらに暗い場所が必ずある、
その一番暗い場所のそばには、必ず明るい光がある。
(直接あたった場所以外にも、光が反射して、影を作っているんだよ。)」
先生にとっては、何気ないアドバイスだったのだと思うのですが、
作品作りで行き詰ってきたとき、
面白みを感じなくなったときには、ふと思い出す言葉です。
そうだ・・・陰影を考えれば、工夫がまだまだできる。-と。
そして、人生の中で落ち込むような嫌な事があった時も、
影のそばには光がある・・・と、前向きになる機会をくれる言葉です。
****余 談****
こうして、入学して卒業制作で描いた作品は、
中央は色のリズムを、額縁には陰陽を表現した作品となりました。
(モチーフは野生のヤギなんだけど)
卒業制作発表会(県の美術館で展示会をします)開催後、
作品が大きいので家に“持ち帰るのに解体した後”に、
他コースの先生が一言・・・
「●●展(大きな新聞社の展示会)に出展したら入選できたね~」
「・・・(先生・・・そういうことは、解体前にいってください;)」
その先生のファンで追っかけしてたので、褒められ嬉しかったので特にそう思った。
伯父の務める社だったので、入選したら特に伯父が大喜びしてただろうと思います。
幻の入賞したかもしれない作品・・・実家の倉庫に解体されて眠っていますw
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ま・・・マンタ画伯の幼少期の天才ぶりは以前紹介したとおりですwwwwww
(え;・・・いまは??って?)