本音をいえば、自由人の私がそんなせせこましい物持てるか!ということです。
初めて持たされたのが、20年以上も前のこと。
まだポケベルが流行っていた頃、一向に連絡をとらない私に無理に押し付けてきました。
生真面目が弱点の私なら、鳴れば受けるという発想だったのでしょう。
当然、無視しましたが、敵もさるもの。
よく行く喫茶店で、会社からの呼び出し案内が。
「コミック萌え萌えのグラーツさん。いらっしゃいましたら受付までお願いします。会社から電話が入っております。」
間違ってもそんなコミック作ってませんが、自分のことだろうと立つと、周囲からにやけた視線が・・・・。
あきらかに笑っている奴もいた。
翌日も、
「盛り場情報のグラーツさん・・・・・・・・・・・」
しやから、そんな情報流してないって!と言い訳したくなる。
あの笑いをこらえて、誰や誰やと見続ける視線が辛かった。
むしろ軽蔑する視線であってほしかった。
こういうのが続くと、常連のお客さんからも、
「今日は何がくるんでしょうね。うぷぷ」と迷惑千万な期待が生まれてくるものです。
「頼むから止めて!ちんちん出すから、もう勘弁して!」
必死に頼むのです。
心折れて、携帯電話を持った、というのが実情です。
そして、予想通り、ろくなことがなかった。
夜中に呼び出されるわ、ややこしい客に電話番号を教えてくれるやらで、泣いた泣いた。
携帯電話には、未だにいいイメージはわきませんねー。
トラウマかしら?