昨夜、書きかけた続きです。
新潮の百冊を読んでなくて大恥をかいたというのは以前にも書いたと思います。
新入社員だった頃、これが原因で私の履歴書が嘘ばかりというのがばれ、社員一丸となって私の事を苛め倒した事件がありました。
そのくらい本とは無縁の人間でした。
しかし、どこで間違ったのか、「風立ちぬ」は高校入学前には読んでいたようなのです。
高校1年の頃の国語の先生は、文学少女が老けて老けて、意地汚く生きる術も知ったぞー、というような女性教師でした。
忘れもしない停学があけてすぐの授業でのこと。
堀辰雄を読んだことがある人、という質問だったので素直に手を挙げました。田舎の高校のこと、クラスでは私一人でした。
すかさず、外野(クラスメート)から、
「嘘つくなー!」と声が飛ぶ。
先生も顔を赤くしてご不満の様子です。
「嘘ならいい。読んだと言い張るのなら1時間立っておきなさい!」
嘘です、と言えば良かったのですが俺にも意地がある。
不幸は突然訪れたのです。
授業中の説明で納得しました。
どうやら、私みたいなアホンダラには読んでほしくなかっただけ。
小脇に掘辰雄を抱えた少女時代の甘い思い出を私がぶち壊したということです。
ガラの悪い兄ちゃん、酒好きのおっさん、競艇ファンなんかペッペッ。ざっくりと70歳以上の女性の前で、堀辰雄の話はやめましょう。
ちなみに立原道造もダメ!ついでに梶井基次郎も要注意です。杖持って追いかけられる。
でも、おばはん先生のおかげで国語が好きになりました。
国語ってこんなにも感情むき出しで、我流の解釈を楽しめるって面白いなぁ。
当然、これだけでは成績にはつながりませんが。。。。。。
さてと夏休みですね、そろそろ。
読書感想文でお困りなら、相談いただけたらと思っています。
(このクソガキー!先生にシバかれてこい。嵌めたろ)と思うような高校生のお子さんをお持ちでしたら、是非にも。
私の文章を真似するだけで、2学期は生きた心地しなくなるだろうこと請け合いです。