島田壮司について少し書いておこうと思います。書店の人に聞いた話ですが、私が言うより確実だと思います。
本格推理の旗手として活躍する作家らしいです。と言われても、本格推理って何?から始まるのが私のレベル。
まあトリックを何重にも駆使して、複雑に入り組んだ事件を解明していくものでしょうか。よう分からん。
シリーズとしては、御手洗潔がトリックを暴く探偵物と吉敷刑事が駆け回る刑事物があるみたいです。
2冊ずつ買って帰って読みました。
私の感想では、御手洗潔が本格推理と呼ばれるものでしょう。主人公のキャラも魅力的で、純粋に謎解きの面白さに満ちています。凄い力量の作家だと感じました。
吉敷刑事は、並々ならぬ取材量の上に成り立った作品だと思います。どこか松本清張のような社会派ミステリーを狙ってるようにも思えました。
そして偶然にも私が読んだときが、この作家の変革期だったみたいなのです。
その数年後に著される「秋吉事件」に向けて、冤罪について膨大な取材を繰り広げている頃でした。
もう、この話題、書くのが辛くなってきているので今日は長くても一気に行きます。
私が貸してもらった本は、「奇想 天を動かす」
懐かしく感じのは、ちょうど、秋吉事件の前章として書かれたような印象を受けたことです。
浅草で起きた刺殺事件から、吉敷刑事が走ります。
次第に明らかになってくる犯人の過去には、社会の歪が浮き彫りにされます。
当時の刑務所事情、冤罪を作り出した社会性、日本人による強制労働、華やかな花魁道中の変遷・・・・・。
そして、まさに奇想!大がかりなトリックには、ミステリーで縛るのがもったいないのです。
他にはいないタイプのミステリー作家だと思います。
だからと言って、どうでもいいいんですが。。。。
本題は、たまには人の読んでいる本を借りてみるのもええなぁと思ったということです。