そうだった。
恵まれているなぁ、という続きでした。
そのまま続きを書けば、大ボスはなぜか私には腰が低いのです。
「何してんの!!グラーツさんに群がって無理言うて。自分でやりなさい!」
魔物を一掃してくれます。
暗い洞窟にランプが灯りました。
そして、私へ向かい
「すみませんでした。遠慮せんと怒ってやってくださいね」
MP全快の私はここで大技を繰り出すのです。
「いえ。アホ、ボケ、カス、死ね!言われて、ぼくも恐ーて」
このときばかりは私の女顔が有効に働きます。
「ちょっと集まんなさい!!」ともうカンカンにブチ切れてくれるのです。
魔物撃退!!
MILUではキツネに縁がないけども、私のフォックス殺法炸裂!
ただの虎の威を借る狐なんですけども。。。。。
私は、男連中の中でずっと仕事をしてきたせいか、もう半年も経つのに、おばさんをどう扱っていいものか分かりません。男なら気難しいおっさんでも、無口な兄ちゃんでも解きほぐしていくことはできるのに。今の部署は露骨に喧嘩はない代わりに、陰の悪口とかがひどいところでした。こちらは、なんとか輪をもって打ち解けるようにはできたのですが、。。。。。
逆にここの男連中の凄いところは、簡単におばさんの中に割って入れるのです。いつも感心します。
でも、こいつらも大ボスが苦手。ぼろぼろに怒られています。
どない考えても遅刻常習で賭け事を社内に持ち込む私が怒られるはずなのに。
大ボスだけじゃなく、みんなが苦手がっているおばさんは大体が私には協力的です。
振り返れば、似たようなことが多々あり、つくづく恵まれた性分だと思ってしまいます。
今日も、気のいいおっちゃんが、わざわざパートさんを手伝いに来てくれたのに怒られていました。
「うろうろせんと、さっさと仕事しなさい!」(うろうろしてなかったのに)
「女の人が重いもん持ってるのに、気がつかんの!」
極めつけは、分からないことがあって確認すると
「あんた、ただでさえ遅いのに、いらんことに気回すな」
無茶苦茶です。
私が、手が空いたら休憩しといてくれたらいいです、と指示したのに、おっちゃんの仏心が裏目に出てしまいました。
これが、しょっちゅうなだけに、私も気を遣い、帰りに飲みに誘いました。
「俺、あんなこと言われたの初めて。いつも優しいのにねぇ」
私よりももっと恵まれた性分の人がいました。
持って生まれた才覚ですなぁ。