色づいていた木々の葉も　いつしか　跡形もなくどこかへ消えてしまい

あちらこちらに　白い雪だまりができ　寒い冬がやってきた

相変わらず　出会いの広場には　おどけたミルポンが　腰をくねらせて　ポンと運命をはきだし

人々の失望と歓喜の声が　クリスマスツリーの彼方の青空に　むなしく消えていく

それにしても　遅いな

もう約束の時間はとっくに過ぎているっていうのに　なんの連絡もない

待ちくたびれて　シークの丘のほうを　不安になって眺めていると

向こうから　一人の少女が　階段を駆け下りてきた

ボクの前で　急にカーブをきって　ぶつかりそうになりながら　モンテスの方へ走っていった

スラリとのびた　足の美しさに見とれて　後姿を目で追っていると

同級生のアメリー（メアリーじゃないよ）が

不意に　後ろから　「何　見てるの？」って　声をかけてきた

やばい　見抜かれたかなと　あせったけれど　平静をよそって

「いや　何でもない」って　笑ってごまかした

こうやって　今日も一日が始まった・・・

なんて　妄想に耽りながら　自分一人で楽しんでいます　不謹慎この上なし

という　わけで　先日　不定期のメンテのときの　写真です

偶然　インできた　弟と妹の二人です