昨夜、スノボのパラレル大回転に釘づけになりました。
冬季の大会の中でも、アルペン競技は私にとっては花形。
いつか、この競技で日本人の活躍することを願います。
竹内智香リンは、スノボといえども、やっていることはアルペンスキーと同じ。大熱狂させられました。
純粋に1対1でのスピード勝負、素人の私が見ても分かりやすい競技というのも嬉しいです。
準決勝からは転倒者続出で、真剣勝負が画面を越えて伝わってきます。大迫力でした。
熱くなったついでに真央ちゃんの応援もしようと、仮眠したつもりが朝になっていました。結果は別として、私個人が残念な後悔残る夜となってしまったみたい。
改めまして20日の日記を。
民主党が躍進した年だったか、にわかに「蟹工船」がよく売れた年があります。時代に乗っかったわけでしょうが、私には不思議でした。そんなもんよりもマルクスを読むべきだろうに。。。
流行は恐いもんで、社内での読書会でも「蟹工船」を取り上げたのです。そんなもん出席もしたことないですけど、このときは運悪く掴まってしまったのです。しかも、読書会にはもっとも不向きな作品で。
「蟹工船」は、前半は小説、中盤から檄文、ラストはグダグダ。全体的にみても文学の体はなしていません。
労働者よ立ち上がれ!という強烈な檄文でしょう。小林多喜二も、むしろそれを目指したのだと感じます。
ちなみに私がプロレタリア文学が嫌いだから、というのではありません。基本的に本自体嫌いだけど。
もし、読書会をこのテーマでするのなら、徳永直(すなお)がいいんじゃないかなと思います。「太陽のない街」は「蟹工船」の前半部分と重なる部分もあり、全体的に統制のとれた秀作です。思想を離れたところで胸を打ちます。元来、大多数の共感を得られるはずの分野、もっと新たな書き手が現れてほしいものです。
激烈な人生を生きた小林多喜二は、2月20日、30歳で警官に撲殺されたと聞いています。
私の一方向の観方では作品としては駄作ですが、「蟹工船」の影響力はしっかりと後世に残されました。今後の格差社会を思うと、またブームが来そうですね。
戦旗派の真骨頂を味わいたい人にはお勧めです。