以前にも書いた覚えがあります。
毎日、お昼にカップラーメンを食べている男が増えているように思います。私もさほど食には興味がないから、栄養だとか食の季節感なんてことはここではいうつもりありません。
ただ、食費をケチるつもりなら、なんで弁当を持参しないのだろう?とは思います。雑な私ですら、嫁を怒らせたときでも、こそ~っと盗人のように握り飯をこしらえて持っていくというのに。。。
しかし、私は新たな発見をしたのです。
ここ半年ばかり、カップラーメンチームの一人を注意して眺めてきました。自炊すらしてなさそうな男です。
実に9割以上が日清のどん兵衛です。なんぼほど買いだめしたんだろう?と最初は思っていました。でも、よく見ると、毎日新しいレジ袋にどん兵衛と2個入りのおにぎりです。たぶん、仕事帰りに半値になったおにぎりとどん兵衛を買っているんでしょう。一人暮らしの節約の知恵かもしれません。
けど、毎日のどん兵衛が不思議です。他に安売りしているカップ麺もあろうに?
ひと月が過ぎ、二月が過ぎ、3か月も経つと、もうそれは日常になり、ごくごく当たり前の風景になってきました。私もくだらぬ詮索は、いや興味も失せていました。
普段からニコニコとし、無茶な注文やおちょくりも笑ってうけとめる気のいい男です。その分、おばさんからの信頼も厚い会社にとっては重要な存在です。
だから、何のこだわりもなくごくごく当たり前の日常として、どん兵衛に手が伸びているのだろうと思いました。
今年に入り、私も3度ほどカップ麺を買っていきました。寒い折、たまに恋しくなります。私もいつもどん兵衛を買っていきました。
そして、今日、一緒にどん兵衛を食べたのです。
毎日、飽きもせず食べている男の満足気な表情を見たときに気づいたのです。
並々ならぬどん兵衛への愛ですね。
他にはこだわりを見せない者が、譲れぬこだわりを持ってどん兵衛を食べています。どん兵衛の風呂があったら買ってあげたい。漬物石を背負わせて沈めてあげたいと思いました。
どん兵衛との時間を大事にする不惑の男。
人には伝わりにくいこだわり、男の生き様ですねー。
おばさん頼みの軟弱な職場で嫌でしたが、私の大好きな人材が身近にいました。
朝、葛西選手のコメントにもらい泣き。
個人の銀には泣かず、団体のメダルに言葉を詰まらせる40男。歩んできたドラマに思いを馳せます。
私も不惑のどん兵衛と新たな伝説を作らねばなりません!