セレステ
彼女が私のところへ来るときは、
いつもマスクのようなベールを身に着けている。
ベールは私の目を覆い曇らせる。
私が見ることができないベールの中。
でも、彼女のマスクは単なる遊び、
彼女にはゲームのようなもの、
彼女の架空の名前の後ろには、
少女の雰囲気が見え隠れする。
その名前は、彼女が私のために愛を演ずるためのもの、
単なるシンボルの様なもの、
愛があるかもしれないという微かな希望、
でも、その約束は満たされてはいない。
二人の間にある全ての物を脱ぎ捨て、
名前というベールだけによって包まれ、
彼女の感触は私の幻想となり、
二人の心と肉体は燃えたぎる 。
夢の中では蜃気楼、
うら若い二人はゴーストとなり、
愛のファンタジーに激しく火が点る。
そして、この真実から美が生まれる。
彼女の名前は単なる名前、
単なるシンボル?、単なるマスク?
私が見えるものから愛を隠すため?
私が尋ねる答えは、既に明らか。
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(作詞者のコメント)
セレステという名の彼女はストリッパーだった。
彼女は生計を立てるめに選んだ人生でした。
二人は地元のバーで結婚式をあげた。
結婚を祝福するために、仲間が一同に集った。
彼女と出会ったとき、
私はカメラマンでした...
セレステは彼女の本当の名前ではなかった。
それは、彼女の芸名で、仕事上のものだった。
それはまた謎めいた魅力を私に感じさせた。
ああ、ちなみに、
彼女が最終的に私に本当の名前を明したのは、
二人が付き合って8ヶ月がたってからだ。
この詩はセレステの魅惑の結果生まれたものでした。