SSなし!
卒業、アップ、皆様おめでと!
なによりバディおつでした!
んでね。
いぱい思いついたこと書いたら
物語一個できあがったよ<(`^´)>
今回ばかりは、
読まないでいいと思う!w
さらっと読み飛ばせるもんはここにないw
明日か明後日、
ちゃんとしたミル日記書くもん!w
だからこれはスルーでいいと思うの!w
だから!
まあまあ!
そう焦らずに!
少しおちつきませんか。
ノド、かわきませんか。
そうですか。
渇きを待つあいだ、少し談笑などしてみませんか。
そうですね。最近のことでも。
わたくしごとで恐縮ですが先日のことです。
とある外国のようなところに何ようで行きましてね。
やはりぼくは生きていないようでしたよ。
食事?ううん、
普通なら多少は困るのでしょうけど、
もとからぼくには好き嫌いという概念がありませんし、
もちろん食べられませんし、
ええ、うん?
言葉ですか、う~ん、
それは慣れかもしれないなあ、聴く側の問題もありますし、
ああ、そうそう、言葉といえばその旅すがらに、
とある老婆なお知りあいができたのを思い出しましたよ。
その方は異国の地に住みついていまして、
長い月日を独りで過している偏屈もので、
ああ、うん、礼儀はただしかったですよ。
なんだか何処か良いところの出に思わせる言葉使いと、
なんなのでしょう、ああ、着ている物がたいそう似合っていましたね。
そう、
いつだって流暢な着流しでそこにいて、
丁寧な言葉の選択を自然にされる方で、ええ、
口論などあり得ませんでした。
えっとそうそう、
とても言葉がやさしくて、丁寧で、何より聞き上手でした。
今まで本当の意味で人と通じていなかったのでは、っ
とそう想ってしまう程、
全ての会話が弾みましたよ。はは。
はは、ぼくはね、言葉が通じない土地にいると、
その、よく声をかけられるんです。
それで、簡単な言葉で一応は相槌を返すんですが、
それがいけないのか、
何度も何度も話しかけてられるんです。
ああ解かった解かったと、今度はこれ見よがしに
もっと無愛想を装うのですが、
そうするとなおさらしつこく絡んでくるんですよね。
まあ、何の脈絡も経緯もない旅がいつものことですから、
異国でいつも浮き足立ってしまうぼくですから、
いろんな人がぼくを助けてくれようとしていた、
うん。そうなんでしょうね。
それでですね、
話しを戻しますが、ぼくは招かれるわけでもなく、
無理に押し入るでもなく、割り込むわけもなく、
まぁまぁ、言葉が遠まわしでごめんなさい、なりゆきで、その方
老婆のお家を訪ねることになったんです。
寝付けない夜が続いた旅の途中、
途方に暮れる独りを引きずって起き抜けに、
はじけるように暗闇を飛び出し、
走って走って、やがて疲れてしまって、
何故今ここで走ってるんだろって想った時、
ふと気付いたんです。まったく人気のない朝方の町に。
寂しさのあまり、どんなお知り合いでもいいからあいたくなってしまった、
と言う、そんな他愛ないなりゆきで老婆にあいにいったのです。
目指した扉はあっさり開かれました。
嘘のような真心に突然、
あっさり。面会したような感覚になりました。
老婆はね、
嘘のような摩訶不思議なものでした。
なんだろ、町中、奥まったカフェ、そこでの老婆のおもかげは
身だしなみの整った
口数の少なそい、それでいて笑顔の可愛い人で。
ところで、玄関で遭遇した普段着すがたの老婆は
銀一色、
怪訝な感じがしました。ええ、すこしあせりましたね。
二人の向き合う余韻もそこそこに、
目を細めるぼくに、ひび割れた手がさしだされました。
同じ頃合いに発せられたぼくの来訪への謝罪
「突然すみません」
は軽くその手にことわられ、
かわりにねんどのようなものを手渡されました。
手に取らざるをえない、
と言う立場もあって素直に受け取りました。
ひび割れを人為的に走らせたようなそのねんどは、
まだやわい段階で、ほのかに暖かく感じました。
このごにおよんである種独特の、うん。
正直この先なにごとも起きないとは想えず、
何とも言えない期待が膨らみましたね。
「このようなお婆が、気味の悪い顔をして
あなたの目の前にあらわれると、
想いもしませんでしたか」
こわいろ、人当たりよく、意味深くおじぎをした格好で、
そのわずかに見せた背中から聞えた老婆からの謎かけに
ぼくは悪趣味だからすかさず答えました。
「いつも、このようなもの(ねんど)を
お持ちでいらっしゃるのですか」
答えた、と言うより、平穏を抱くための時間稼ぎ、ですかね。
そんなぼくの言葉と面と向き合って動じることなく、
しれっと妙に常識的に
老婆は玄関の奥の間へと招きいれてくれました。
その合間、
「ねんどの細工は趣味でやっております。
それは今の作品、私の頭でございます」
と軽くいわれました。しかしとてもおもいと感じました。
「それは大切な作品の一部を拝借、
っとっと、ではでは、お返し、します」
寝起きまなこがようやく落ち着きつつあったぼくでした。
しかいは、あいかわらず掴めない深さを秘めこみ、
ろうかを満たす光が交差してまじわれず、
しを嫌うぼくがどうやらうきぼりになっていました。
「いつもこうしてわたしの偏屈な性格を
面倒なく伝えてゆきます。
ほら、伝わったでしょ」
「なるほど」
なるほどなものか。。。でも確かだ。
物憂げに透けたネグリジェ姿で誘われるより、
このやり口はいたすらっぽくて興味をそそられる。
誰しもなくしたくないと思って、しかし失ってしまう幼稚さ
子供ながらの魅力、
それをいまだ見事に発している手前の
この不思議な存在に何か、得体のしれない
いや、よく知っているはずだが
それが思い出せない、そんな感じ、
何かに肉迫した感がありまして「なるほど」と
もう一度口の中で言い回してしまいました。
ぼくは素直ではないので、
なかなか調子よく発表しませんが
成り行きじょう言ってみれば、
容姿も年齢も、ただの装飾品で
美しいも醜いも
可愛いものなのではないかと
そして僕らはすべて、可愛かったと
いやしかし
朝はとみにタバコが吸いたくなります。
誰に微笑えむでもなく、
ふと苦笑いをした、その奥の間で
「禁煙でしょうか?」
老婆に問うと
「ご自由にどうぞ。灰皿はございません。
それでは今日からこれが灰皿になるのですね。
どうぞこちらをお使いくださいな」
はは、もの言いがどことなくぼくに似て困らせる。
いや困った困った。
おくまったその言い分とさしだされた器はね、
きっちり灰皿のようでした。
タバコを置ける窪みが、
ああ、なんとなくですが箸置きにも見えるんです。
茶碗とも言えなくはない、妙な形をしていました。
「きっちり灰皿じゃないですか」
ぼくの願望がそう見せているにせよ
ちゃっかり灰皿として、使ってやりました。
さていっぷく。
ふうっ、やれやれまったく。
いやいやまてまて、あれあれどうして。
いささかも落ち着きかないその理由は、
「えっと、良ければ、このねんど、
いや頭の部分でしたか失礼しました、そのですね、
こちらを、その。。。どこか平たいところに置きたいのですが。。。」
ひととおりの渇いた会話に終止符を打つべく、
いや、打ちひしがれる感覚で、手前のねんどを眺めつつ、
ぼくはさらにおくまった場所をめざしてしまうのでした。
ねんどは凝り固まりつつ、
頭のひびわれがきわだつ今、頭がわれそうで、
温もりや、冷汗だけでは、
この現状に対処しきれないと想うたのです。
そしてなにより、
その塊自体にしわめいたひびが入ること事態、
読み難い何かに気分の滅入るものを感じたのです。
そん変動を察してか、
手前から、
もの心ついた頃に聴いた風な、
優しい声が聴こえてきました。
「悪癖は見ていて素敵に感じる時があります。
胸がつまることもあります。
命の危険をほうふつとさせることもございます。
でも、今後一切しない、なんて言わないでくださいませ。
そんな想像はあまりにも楽観的すぎます。
そうですよね、ですから
そう想って軽くそれを握り潰してくださいな」
そんな、そんな甘い。。。
「できません。
ぼくにとっての意味がなくならない限り、タバコは置けても、
いやたばこはやめることだってできますよ、
しかしこれ、
えっとこのあなた、いや頭。いや
とにかく
これはもう、ほうって置けません」
それに
「これはあなたの作品です。
うやむや連れだっていまやもう
ぼくにとっても大切に想えていますから」
すると
「いえ。それはあなたの作品ですよ。
わたしは粘土などいじりませんもの。
ほんとのところ、趣味は手芸なの。さて本当かな。
何が嘘で何が本当なのかな。
勝手に勘違いしないで!」
極めにひびが入りました。
幽霊をみるように老婆を、
いや頭部を、頭部のように見えていた粘土の塊を、
何を見つめていたのでしょうか。
作品?
これが?僕の作品?
勝手な。僕の勝手?思いこみ?
自由ですと?
僕は優しいで、いや、あなたで。
僕が?あああ、
ありえないね
ぐにゃり
その場に倒れるように
膝から落ち込み
ようやく安らかに寝たんだと、思います。
夕方だったと思います。
鍵のあいたままのその家をあとにし
町中の少し奥まったところにある、カフェへ
そこには他人のような目をした、彼女が
座っていました。
急に遠く。
その町は異国にもどり
ぼくは旅を終えました。
それでも
一時でも、近づいた気がした。
完璧な直線を描いて心に突き刺さった
それは、
今日までの、すべての想いが
螺旋のように折り重なってできあがった
偏屈なぼくらの、
強情っぱりな、愛ってやつ。
それで、
愛って聞くとへへって
不真面目に笑うぼくらだけど。
笑っている唇と、体中のそこらかしこが、
急に真っ赤に染め上がった気がして、
急な動揺を隠せない心拍の、その異様さに、
かつて抱いた想いに、
たとえば今、どうしてるかな、なんて
気になってしまって
それで、
でも、どうしていいかわからなくて
通り雨に身をさらしたまま、ふいに涙があふれても、
幼さを隠すたびに、とめどない痛みをふいに思い出し、
そうしていても、たまに訪れる憂鬱はまたすぐ消え、
変幻自在に色を変えるぼくらの
育んだもの。
あふれでる、そのもの。
強情っぱりな、いちずな、
きょうまでの全ての時間を含んで
落ちるひとしずく。
明日の涙は今日も含んで
ひとしずく、ひとしずく
でも今ふいに流れて止まったその涙は
誰を想っての反応でもなく
まして今日一瞬のどんな死を想っての涙でもなく
想ってもみないのに
ただめがしらがあつく、のどが痛く
雨音にも
胸がわしづかみにされるような
どこかの家族の風景に切なくなるような
その想いは言葉に、ならない。
それが痛みで、雨で、
その涙で、ようやく、伝わる想い。
だから、
ぼくは、見知らぬ土地へ飛び立ちたくなるんです。
見知らぬ土地には、空想にも負けない面白い現実があり、
言葉にならない情景があり、あなたがいて、
忘れかけていた何かが奮い立つんですよ
それでね
ここ、ミルですか、
ここにも来たんだと思うんです。
来てみて、
勝手に描いたぬーさん達は
どこかさみしげで
あれは僕の勝手な空想だったのかと
役立たずの、ただの空想好きだったと
日々思い知らされる。
いえいえここはここで過ごし易いです。
でも、だからこそ、あっさりとしていて、
誰もいなくなったパーティーにとり残されるたび
ここで消え失せる幻想に座り込み、
儚さ、確かさって何だろうって考え、
もっと何かに肉迫したくて
もっと痛いほど、信じていたくて
どこかへ旅に、出たくなる、のです。
ねぇ。
まあなんですかね。ええ。
はかなき、麗しき、話ですよ。まったく。
貴方が傷ついてしまったなら、
賛否両論あれこれあるけど、わかってるのかわかってないのか
仲間、家族がこぞって貴方の元へ癒しに参り
痛みのまったく感じない真綿で包んでくれます。
はからずともそのおかげで
ガラガラと崩れる綺麗な音色、色合い
求めているのは、そんなもんじゃないと、苦しく
その手をふりほどく、僕らに、
それでも訪れる明日は
いやこの一瞬にも、そんな綺麗な沙汰などなく
暗やみに目を開けた時から
真空を切り裂いた衝撃ととともにわけもわからずうけいれたもの、
ペインレイン
求めるから、与えられたから
もう手に入らない幼さの
降りやまぬ痛み、だからこそ、生きていると
愛していますと、恥ずかしげもなく
自覚していける。
歩いていけます。
え
あれ、もう時間ですか。
まあまあそれは貴重な時間を。
また戯言が聞きたくなったらそちらに座ってください。
かってにお相手しますから、はは
さてさて
雄叫びがその手の内に在るように、
物語のさなかにあって唐突ではなく突如必然的に、
たまに逢えれば嬉しくなって、ながながとお会い、
再び談笑できるのを楽しみにしております。
では!
またミルであおうね!
わちょーーーーいw
長いを通り越してイミフでしょ!これ!w
ダル。っていうな!w
いあ、逆に言って!w
じゃ、コメント書いてほしいし、
これを機会に、一つ
貴方の好きな小説、あるいは映画
を教えてくださいw
あるいは、
好きな言葉でも。