放浪犬というのがいます。
と言えば、はるかな夕日~♪それはー哀しい季節乗り越えたー
と杉村尚美の曲とともに「炎の犬」を思い出す人がいるかもしれません。
そういうのじゃなくて、
何を思ってか町から町へ、あてどのない旅を続けている犬がごくたまにいるのです。
行動範囲が極端に広い野良犬というのでもないんです。
当然、人の多い都会なんかじゃ、とっとと捕えられてしまうのでしょうが、田舎なら自由なもの。
私も一度だけ、放浪犬に出会いました。
高校生の頃、家に帰ると、大きな犬が家で横になっていました。とても目立つので近所の犬ではありません。
体を弱らせて、無人だった我が家で一休みしていたのでしょう。
大きな犬が大好きな私は喜んで餌をやり、そばでずっと眺めていました。
飼われていた過去があるのでしょう、とても礼儀正しく静かなものでした。
そして、翌日の夜、だまって出て行きました。
それから3日ほどして、3つくらいの先の町で死体となって発見されました。
何を求めて歩いているのかは知りません。
ただ放浪犬はあまり人に頼ることはないのに、家で一泊してくれたのは、やはり相当弱っていたのでしょう。
いくら環境を整えたとしても、我が家を終の住処とはしてもらえなかったでしょうが、大きな印象を残していきました。
スヌーピーの尊敬している兄弟に、スパイク兄さんがいます。
いつも、荒野でサボテンを友に暮らしています。
眠そうな目をして、サボテンとダンスを踊って痛がっています。
スパイクも放浪犬です。
私はスパイクが大好きだったのですが、ぬいぐるみはスヌーピーしか子供の頃は売ってませんでした。
スパイクを手に入れたのは成人してからです。
大事にしています。
性格を尊重し、あまり邪魔しないように、サボテンにひっつけて、遠くから眺めています。