私もシブいおっちゃんになりました。
学校を卒業して間もない後輩から、最近よく言われます。
女顔を隠すために、髭は剃らないように、(といっても毛も薄く、髭と認知できるようになったときは30歳をこえていたのですが)その苦労もやっと実ったと、気分よくしていたのです。
でも、私はシブいおっさんなんか求めていなかった。
チャーリー・ブラウンのような何をやってもダメだけど、どことなく男っぽいのが理想でした。
そもそも何をしてシブいとこいつらは思っているのか?
「くわえ煙草で、パパッと仕事こなしてそうな雰囲気ですよ」
「そうそう、建築現場に立っていたら様になりますよ」
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半白髪のおっさんが、くわえ煙草で土方しているのがシブいということか?
意味は変容するもの。しょうがない。
しかし、シブいって何?という疑問が生じました。
イメージするのは、晩年の嵐完寿郎だったり、高倉健さん。
大スターなのに、華やかさよりも地味な格好良さ。
これは、ヤクザ映画でしたしねぇ。
あるいは職人。これは料理人とかじゃあないですね。
宮大工とか工場勤務のベテランがいい。目立たぬながら愚直な姿勢に味わいがある。
あんまり世代変わっても意味は変容してないようです。
ただ姿勢を表現するものから見た目だけになっただけかな?
まあ、このまま無精ひげは適度にはやしておこうと思いました。
ただ、こわいおっさんと間違われるのも嫌だなぁ。。。