今年は、しっかりとお盆休みをとろうと思います。
少し世間とはずれるかもしれませんが、極力15日、16日を絡めてゆっくりとするつもりです。
若いメンバーは、連休を満喫するため、あれこれ出かける予定を話し合って浮かれています。
そんな中、私をシブいとしきりになついてくる男2人。
「競艇に連れて行ってください」
「盆は競艇ですよね。パチンコや競馬よりも競艇がシブい!」
何がシブいのか分かりませんが、さすが私のファンだけあってろくなもんじゃない。
こいつらを崩壊させるお手伝いはいくらでもできますが、博打で転落は後に何も残りません。私にも仏心があったようです。
「みんなのように、どっか旅行に行けば?」
「んー・・・・。お金ないし。。。」
「博打する金あるなら行けるやろ」
「行くならイギリス行きたいから、足りないでしょ」
「イギリス?それなら片道代だけありゃ大丈夫!」
まず、ウェールズのユースホステルに行くこと。
そこは、旅行者が切り盛りしているホテルだから、働きながら英語も学べるし、情報も得られる。
そこでお金をためて、あちこち旅しなさい。
(実際に今も同じなのかどうかは不明)
「あの、いつ日本に帰ってこられるんですか?」
「帰りたくなったら帰ってくれば?」
「いやいや、会社クビになりますやん」
「辞めて行きゃええやん」
「何言うてますん。帰ってきたら、また雇ってくれます?」
「アホたれ。転職しなさい」
「そんな、保障もないのに。。。。」
「一切、保障のない博打やるよりましやろ!」
「いやいやいやいや、そっちが大博打でしょう!!」
どうせ、時間と労力しか投資できるものがないこいつらには、ガツンと2~3年、自分に投資してほしかったんですけど、まあ気持ちも分かります。
経験をすんなりと社会生活に役立てることができる人はごくわずかでしょう。
銭勘定が優先される世の中だけにしょうがない。
1日だけ、一緒に競艇に行こうと思います。
単なる金の出し入れだけの遊びから解放されるように。