NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」を相変わらず観ています。
吉田松陰には興味があったので観ていたのですが、早々と死んだ後も、ずっと楽しみにしています。
どうやら、まるっきり人気ないみたいですね。
でも、ぼくは、国盗り合戦よりも、時代の変換期の思考や人の動きが気になります。
侍目線のドンパチだけじゃなく、百姓も含めた民の思いを描きいい作品だと思っています。
松陰の妹が主人公です。人をつなぐ者として焦点を当てているようですが、なんぼほど度胸があるのか、と恐れ入ります。
下地には激動の時代を生きる体験もあるでしょうが、度胸ほど人を動かすものもないなと感じます。
友を作るにも、仕事をするにも、少しだけでいいちらとその人の度胸を感じられれば信用できるものです。
六本木の外国人にカンチョーして逃げる度胸はあっても、なかなかこのような真の度胸は身につきません。
せめてカッコ悪い苛めだけはなくすだけの度胸は持っていようと心がけるのみです。
さて森野恵。
知り合いの雑誌で読書感想文を募るといって、頼まれて書いた作文の名前です。サクラです。
学生向きにと思って、パールバックの「大地」で書きました。
それが、読んだ知り合いが名前を変えろと言ったのです。
女の子になってくれと。
急遽思いついたのが、私が尊敬する淑徳短大のボランティア女子2人を足した名前。
ボランティアなんて、よほど厳しい学校なのか、自己満足の行きつく先かと思っていた私には、目から鱗でした。
年下の女子に異文化を教えてもらったのです。
思えば彼女たちも静かな女の度胸が備わっていたように思います。