狼 狽
(あらすじ)
私はひとみさんの旦那になりかわり、
男への報復のメールをいれた。
数日後、男からメールが届く。
自分は死にかけだという?
少々、脅しすぎたが、これぐらいはしないと・・
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どうして死ねない?
どうして死なせてくれない?
この世に未練はないのに…
夢の中でひとみが大声で呼んでるんだよ?!
気持ちが無いのになぜ?
諦めたくせに呼ばないでほしいよ……
永遠の愛情はどこへやら……
運命と言う言葉は存在しないね、
ひとみに決意なんて無かったし……
運命の人と結婚するのは夢のまた夢の話しだった……
けど愛した記憶は消せれない、
ひとみの愛情は本物だと信じてしまったから……
惨めだよな~
どうせ旦那にばれた話しも作り話しで別れる口実やろ、
これが本当の話しなら余計変だろ!
ちぐはぐな事ばかり言って……
世間一般の普通の旦那なら怒り心頭で即行怒ってくるよ!
そんな度胸もないってか!
女に怒鳴るぐらいしか能のないやつだから当然か!
それとも俺の恐ろしさに怖じけついたかな?
おい、ひとみ!このメール見てるやろ!
勇気有るなら電話にしろメールにしろ返答ぐらいしろや!
何なら名古屋に来るかッ?
無視し続けるならこっちから金沢に行こうか?
はっきり言っとくわ、
あんたには旦那としての甲斐性はゼロや!
奥さん一人幸せに出来ないんだからな、
ひとみが可哀相………
何でもかんでもひとみにやらしてあんたは何してる?
釣りか?家でごろごろか?
家事がどれだけ大変か分かってるか?
家事を給与にするといくらになるか知ってるか?
ま~あんたじゃ分かるわけないか!
それになひとみさんの外出まで嫌な顔して
今時そんな古臭い考えしてるのはあんただけや!
自信ないんやね、あ~情けな!
俺が言った事は皆も知ってるんだよ!
知らぬは本人だけってか
これだけ言ってもムカつかないかな
激アツの挑発メールでした~~
早く離婚してひとみさんを自由にしてやれ!
ひとみさんの幸せを奪う権利はあんたには無いぞ!
あんたも一人の方が気楽じゃね~か?
だけど俺にはもう時間が無い。
医者からも見離された。
第12話に続く