疑 い
(あらすじ)
男は私からのメールに対し態度を変える。
一方、私がひとみの旦那である事を疑い始める。
*************
★(男からの私にメール)
ひとみさん入院してるなら健康保険使ってると思うから
調べたら入院先分かるよね
あっ、先週何曜日だったかな?
公衆電話から立て続けに三度着信が有ったけど
かみさんが居て出れなかった……
貴方だったのかな?
この事ひとみさんは知らないのかな?
朝早くからすみせん、死を目前にすると嫌な性格丸出し………
残された時間が限られてるから
結局ひとみさんの事が心配で寝れなかった...
★(次に男の弟と名のる人から私にメール。もちろん男本人)
はじめまして、弟の徹です。
兄が最後にメールした方だと分かり、
失礼を承知で申し訳ありません。
兄がお世話になりました。
昨夜容態が急変し危篤になり、
あと数時間が山だと伝えられました(泣)。
ひとみさんにも何とかお伝え願えればと…
最後の最後まで心配してました、
この気持ちだけでも晴らしてあげたい…
生きる目標を失うとこうも早く‥
悔しいです(泣)
兄が途中までメールしてた内容です、
・・・「ひとみさんはね、
何が有っても絆と愛情は永遠だよと言ってた、
ひとみさんのおかげでここまで生きてこられた、
感謝してたんだよ..
ひとみさんの姉にも会わせてくれて、
真剣なんだなって嬉しかった..」・・・
で終わっていました‥
何度も申し訳ありません。
兄とひとみさんの間で何が有ったのか分かりませんが
あなたからひとみさんにお伝え願えませんか?
ひとみさんの真意をどうしても聞きたいのです。
兄の携帯は暫く持っていますので連絡下さい。
よろしくお願いします
第13話につづく