最近、ヨーロッパのビール大国・ベルギーから
嬉しいニュースが届いた。
ベルギー北部の都市ブルージュ。北のベニスと称されるほど、
運河が張り巡らされた水の都が、今、世界の左党から注目を
浴びている。
郊外にあるビール工場。今までは3km離れた
距離にある瓶詰工場まで、出来立てのビールを
タンクローリーで運んでいた。
ところが、驚きのアイデアでこの運び方を変えたのである。
道路の真下に新たなパイプラインを敷設、その中を通して
ビールを運ぶという、画期的な方法を実現させてしまった。
工事費は嵩んでしまったが、地元のビール愛好家の有志達が、
寄付金を提供。勿論、ビールがお礼になったのは言うまでもない。
1時間当たり、3400リットルのビールが道路の下から
流れていると思うと、なんだかワクワクするではないか。
現時点では工場間だけのパイプラインだが、近い将来
自宅の蛇口から、そのままビールが注がれる日が
やってくるかもしれない。
夢物語が正夢になる日は間近い。ビール党にとっては
一日千秋の思いで待ちわびている事だろう。