世界最高峰の競馬レースのひとつである第95回凱旋門賞が、
いよいよ迫ってきた。すでに、心臓の鼓動が高まってきて落ち着かない。
日本時間の10月2日(日)23:05発走予定だ。
開催場所はフランスのシャンティー競馬場。
優勝賞金は日本円で約3億2860万円。
世界各国から一線級のサラブレッド16頭が2400メートルの
距離で争い、「世界最強馬」の称号を掛けて鎬を削る。
日本馬は過去、19頭が出走。最高順位は2着が3回の
成績で、まだ一度も優勝していない。
今年、日本から参戦するのはダービー馬マカヒキ号。
(牡3歳 栗東・友道康夫厩舎 金子真人オーナー)
7冠に輝いたあの稀代の名馬、ディープインパクトの息子である。
今回、優勝候補筆頭は現在6連勝中のイギリス馬、ポストポンド。
日本からの刺客、マカヒキは同コースで行われた前哨戦の
「ニエル賞」で1着になった実績を買われ2番人気に押されている。
10年前、日本の競馬ファンから優勝の期待を一身に背負い、
激走するも3位入線。レース後、禁止薬物投与が発覚して
失格処分となった、父・ディープの無念を是非晴らしてほしい。
「競馬に絶対は無い」は競馬の格言である。
“強い馬が勝つとは限らない、勝った馬が強いのだ“の名言もある。
ハワイの収穫祭が馬名の由来らしい。「がんばれ!マカヒキ!」