父親はよく、使用済みの乾電池を捨てずにどこかに溜め込んでいます。
これどうするの? と聞くと、時計やリモコンなど、あまり電力を食わないものに再利用するそうです。
でも、個人的にそれにあまり賛成できない自分がいます。
そんな容量に不安のある電池で、時計が動かなくなった、リモコンが必要なときに使えなかった。
こっちの経済的損失の方が大きいのでは?と思います。
特に時計は、目覚まし時計が鳴らなかった、などは一大事になりかねません。
笑い事では済みません。
また、乾電池は過放電が進むと、電池が劣化して液漏れを起こし、取り付けた機器を破損することもあります。
で、自分は節約に関心がないかというと、電池は全てエネループ(充電式ニッケル水素電池)です。
リモコン、無線キーボード、無線マウス、時計、懐中電灯全てにおいて、マンガン電池やアルカリ電池からの置き換えを順次進めています。
部屋にある乾電池を要するアイテムのほとんどが、充電の可能なものに置き換えられています。
近頃、少なくとも単三電池、単四電池の一次電池を購入した覚えはありません。
単一、単二を使うものも、スペーサーを取り付けて使っていることもあります。
次に、電池ではないんだけど、プリンタについてです。
父は、よくプリンタに、何かの裏紙を使用します。
父曰く「紙が勿体無い」だそうです。
これも自分はあまり賛成できません。
裏紙は、紙が劣化していることも多く、また出所不明な紙の寄せ集めなので、紙の厚さもまちまちであることが殆どです。
それをプリンタにセットすると、紙詰まりや重送(紙が複数一度に入ること)が発生しやすくなります。
たまに父は、その使い古しの紙のホッチキスを外し忘れて入れるので、これにいたっては紙詰まり必至となります。
紙詰まりを起こすと、印刷をやり直す手間もかかるし、インクも無駄だし、最悪プリンタの故障にも繋がるものなので、これがお得だとは思えません。
裏紙を使うとしても、あくまでテストパターンの印刷にぐらいしか使わないです。
無論、1枚ずつ手差しで入れるのは言うまでもありません。
自分はその点、紙は新しいものを(その代わり再生紙100%の物をなるべく購入)使用し、使い終わったらリサイクルに回すようにしています。
プリンタ用紙なんて、無柄のショップブランド、メーカー品じゃないやつを買ってくれば、ジュース一本買ってくる感覚で、一年分は買うことができます。
インクも、昔はリサイクルインクなどをよく使っていましたが、プリンタのトラブルがそれで多発していたので、近頃は純正インクを買うことにしています。
そして、プリンタの使用済み用紙や新聞紙、チラシに限らずお菓子の箱、レトルト食品の箱。
こういうのも広げて潰して、一緒に古紙回収に出すことにしています。
父親はなぜか、前三つは出すのですが、お菓子やレトルトの箱を潰して古紙回収に出してるのは見ません(笑)
一体、節約とは何をすることでしょう? エコとはなんでしょう?
よく分からなくなることがあります。