どうも東京と大阪は、仲がよろしくないみたいで、特に言葉だけで大阪人をいらっとさせるだけのパワーを東京はもっているみたいです。
今日、出張から帰ってきた子が後輩を集め、怒りを噴き出していました。
「そんなことも分からないの?困っちゃうよ!って東京弁で言われたんやで。殺意が沸いたぞ」
「もう、しばいた方が良かったんじゃないですか」
「俺なら、我慢できん」と調子を合わす若者たち。
面白いので、近くによって聞いていると、
「グラーツさんやったら暴れてますよ。嫌ですねぇ東京」
「えっ?俺、東京に住んでたよ」
「標準語、喋れるんですか?東京好きなんですか?」と私を敵のように、急に冷ややかな口調になります。
「俺は東京の方が好き。大阪は嫌い」
ドン引きされました。
「それが多数派やで。お前らより俺の方が共感は多いと思うぞ」
これは本音で、確かに何年も住んでたのに言葉は標準語にならなかったけど、努力もしなかったけど、東京がいい。文化値が違いすぎる。
宗教的に大阪を愛している後輩たちと悶着を続けていると、
「けど、ぼくも、東京言葉は嫌な響きがあるなぁ」と穏やかに、これまた穏やかを絵にかいたような我が同僚が、口を挟んできた。
形勢はますます悪くなってきた。
たしかに東京でカチンとくることは何度もありました。
でも、初めて感じた東京言葉は、テレビとおんなじ喋り方と思い、可笑しくてしょうがなくて、東京おもろいなぁ、というのが初体験でした。
だいたい、カチンときたのは同じ奴で、口調は人柄そのものかと思います。
「大阪でも、ガラが悪いのを自慢気にしている人もおるしね、そういうの好き?」
「あれは恥ずかしいですよね」
「聞き心地のいい大阪弁もあるのに、東京には下品なイメージがあるでしょう。東京弁も、こちらからみたら冷たい感情のない言葉としてのイメージになっているのかもね」
けど、東京の人のなめた関西弁は気分悪いですけどね!
肩ひじ張らず自然にしゃべり合いたいものです。