今日もまた 義母の話です
本日、病院に行くと 義母が不機嫌そうに小声で言いました
ここの人は嘘つき だから信用しない 私は 腹かいている
どうして?
私も小声で尋ねる
朝、義母を体を少し起こしてベッドに座る感じにして
朝食を食べましょうね と言ったらしい
喜んだのに 朝食は無かったと言うのだ
お昼もまた無かったらしい
夜もきっと無いだろうと言っていた
いつも親切にしてくれて大好きだと言う リハビリの人に
もうリハビリはしない と八つ当たりしたらしい
この病院では リハビリの人は大人気 同室の高齢者の1人も
そう言っているのを耳にした
私の目から見ると 看護師さんも親切なのだけど 大忙し
看護師の人数のわりに 高齢者 手のかかる患者が多い 病室である
先生との行き違いもあったのだろう
だけど、義母にとって 食事を摂れる というのは 回復の兆し
単なる 食事が楽しみとは違うのだ
正確には 食事を摂らせ 菌が増えなければ 腸の穴が埋まったことになる
菌が出れば また食事を止められる
だけど、義母はそのことを理解できていない
食べることが出来る→良くなってきている→退院できる
そう単純に考えている
とんだぬか喜びをしたことになるのだ
八つ当たりする気力があったこと 私は少しホッとした
リハビリの方に申し訳ないけど…
毎回 私が行くと まず 義母が尋ねるのは
先生が来るのように言ったの?
である
良くなってきているのか もうダメなのか 先生が私に話す
私の言動で それを判断しょうとしているのだ
次に尋ねるのが 時間だ まえの病室には 壁に時計が掛けられていたのに
今度の部屋には時計がない
明日 時計を持ってくると約束した
嘘つきにならないように 明日 時計を持っていくように
もう車に乗せた

2冊目 完成

こっちは無理かも…