明日は、平成の8月最後の日曜日ですね。
今日もいきます。「今日は○○の日」ネタ。
さて、本日8月25日は「即席ラーメンの日」だそうです。
これは、1958年のこの日に日清食品が世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を
発売した日だということで日清食品が制定したとのことです。

チキンラーメンを食べたことのない日本人なんて、
よほどの大金持ちのぼんぼんでもないかぎりいないんじゃないでしょうかね。
ちなみに日本初のカップ麺(世界でも初)はご存知かと思いますが
同じ日清食品が1971年9月18日に発売した「カップヌードル」です。
実はこのカップヌードル開発の背景にもチキンラーメンがあったようです。
日清製粉が欧米に即席ラーメンのセールスに行った際、ラーメン用のどんぶりが無かったため、
紙コップにチキンラーメンを割り入れて湯を注ぎフォークで試食するというプロモーションを行っており、
その姿からの発想だったと言われています。

当初は間食としての普及を視野に入れて開発されており、その名残りでカップヌードルは
通常の袋麺(約90〜100g)よりも麺の容量が少なく(麺重量60〜70g)なっています。
カップ麺が主食として普及し始めたのは、1988年にエースコックが麺の容量を袋麺と同等の90gとして
「大盛サイズ」を謳った「スーパーカップ」シリーズの販売を開始し、
これが大ヒットとなったことに端を発するとのことです。
ちなみに、カップ麺が日本全国に知られて普及したきっかけとなったのは、あの「あさま山荘事件」。
その際、機動隊員が寒さの中、カップ麺を食べている姿がテレビでたびたび放映されたためだった
と言われています。
余談ながらハウス食品の「うまっかっちゃん」今では多分日本全国で販売されている
と思うのでご存知かと思いますが、あの商品は福岡で生まれた商品で、
いまでもハウスの福岡工場でのみ製造されています。
この他福岡でしか販売されていない(あるいは九州・山口エリア、西日本エリア限定の)
福岡ローカル即席ラーメンとしては「サッポロ一番ゴマ味ラーメン」(袋麺)や
「焼豚ラーメン/サンポー食品」(カップ麺)などがあります。
どちらもかなりおいしいので、皆さん興味があたら通販でゲットして食べてみてください。