早いところでは小学校の新学期も始まったようですね。
それはさておき、今日もいきます。「今日は○○の日」ネタ。
さて、本日8月28日は「ヴァイオリンの日」だそうです。
これは、1880年のこの日に東京・深川の三味線職人・松永定次郎氏が
国産バイオリンの第1号を完成させたことに因んだものだそうです。

ヴァイオリンといえば弦楽器の代表的な楽器ですが、
ヴァイオリンの弦は古くはガット(羊の腸)が用いられていましたが
(テニスラケットのガットと同じですね)、ガット弦は温湿度に敏感という特徴がありました。
それが、時代の流れと共に、より幅の広いダイナミクスが要求されるようになるにつれて、
高い張力に耐え、質量の大きい弦が求められるようになり、
現在では金属弦や合成繊維(ナイロン弦)が多く用いられています。
合成樹脂繊維の最先端技術を取り入れた芯にアルミや銀を含む金属製の巻き線を施した弦が
主流になりつつあるそうです。
分かりやすく言うとアコースティックギターの弦と同じようなものですね。
またヴァイオリンといえば弦とともに欠かせないのが弓ですよね。
ヴァイオリンの弓は、持つ部分=竿(スティック)にはブラジルボクの心材である
ペルナンブコ(フェルナンブコ)が最良とされるそうです。
しかしながらブラジルボクは乱獲のため急速に個体数が減っており絶滅が危惧されているとのこと。
そのため、代替材料の開発が盛んになり、ペルナンブコと同じブラジル産の熱帯雨林材である
マサランデュバなどが用いられる他、カーボンファイバー、グラスファイバーなどの
人造繊維を用いた繊維強化プラスチック (FRP) の弓も作られているようです。
中でもカーボン製の弓は弾力性、剛性、湿気への強さなどに優れ、ペルナンブコ製の弓よりも
数値的性能が高いものもあるとのことです。
また、弓の弾く部分=弓毛には馬の尾の毛が使われています。
ところでヴァイオリンというとお金持ちの子供の習い事というイメージが強いですよね。
ど庶民の僕は、小さいころに習っていた楽器はオルガンでした。
しかし鍵盤楽器は性に合わなかったらしく、小学校に上がるころには辞めていました。
その語楽器は中学生になってからギターを始め、独学でマスター、
その後ドラム(こちらは音楽教室に通いました)をやってました。
そして、オッサンになった今、実はサックスを習いに行こうかなとちょっと考えています。

話を8月28日に戻すと、今日は他にも、
〇1953年8月28日午前11時20分に、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが放送を開始した
「民放テレビスタートの日」。
〇1953年のこの日に開始された民放テレビで、初のテレビCMが放送されたことから
日本民間放送連盟が2005年に制定した「テレビCMの日」。
〇1994年のこの日に第1回の気象予報士国家試験が行われた「気象予報士の日」でもあるようです。

。