
王昭君
楊貴妃・西施・貂蝉と並ぶ古代中国四大美人の一人と言われてます。
絵師に賄賂を渡さなかったということで醜く描かれ
遠い西域に送られてしまった悲劇の美女として描かれているのですが、
実際は王昭君が異国の地で敬意を払われて平穏に生きたことが伺われる文献が
残ってるそうです。
なぜ西域に行く羽目になったかと言うと前述のように
王昭君は画家に賄賂を渡さなかったために醜く描かれてしまいます。
匈奴の単于が宮廷にやってきた時、元帝はこの絵を元にして醜い王昭君を選んで単于に与えてしまいます。
ところが実際に会ってみると大変な美女、そこで後悔するのですが、
単于にはもう約束してしまいましたので仕方なくこれを妻として与えます。
故郷を離れて遠い異国の地に嫁ぐ悲しさから、出発に際して、「出塞曲」を奏で
はからずも、通りかかった雁がその悲しい曲調に心を奪われ、飛ぶのを忘れて
、
次から次へと地面に落ちてきたと言われており、
そこから後人は、「落雁」ということばで王昭君の美しさを形容するようになったと言う事です。