鍋というと、どうしても、家族団らんという言葉が思い出されてしまいます^^

画像検索してたらちょうどよい写真が^^
でもね、最近は家族が集まって食事とか少なくなったなーって思います。
色んな理由があるんだと思うけど、それだけ物質的に豊かになったということなのかもって思うことがしばしばです。
私の家のある所は、私が子供の頃は結構貧しくて、みな農家なんだけど、耕耘機が各家にあるような状態ではなかった。そのため、近所で貸し借りしながら、手伝いながら日々暮らしていました、地域の寄り合いや祭りなんてのはみなの結束を高めるものとして役に立っていました。
でも今は、各家が自前の機械を持ってて、家によっては農家ですらなくなっている、そうなると寄り合いや祭りもただ面倒なものになって・・・
家も同じ、昔は家にテレビ1台しかない時代はチャンネル争いもあったとは思うけど、結局はみんなで一緒に何かを観て、一緒にご飯を食べる。でもテレビが複数台買えるようになり、一人一人が部屋を持てるような家を建てられるようになると、段々一緒にご飯を食べることも少なくなって・・・
みたいに感じてしまうんです。
漫画家で福本伸行という人がいます。 有名になったのは「カイジ」辺りからだと思うんですが


彼作品を最初に見たのは、ちばてつや賞の新人賞(だったかな?)を受賞した「ワニの初恋」から

このワニというキャラ、福本さんは好きだったらしく、私が就職して数年の頃の話ですが、後にワニが中国を旅する話という読み切りを書いたんです。あの頃の中国は工業化もまだまだの時代で、皆が親切で日本が忘れてしまった何かを思い出させる、みたいな内容だったんですが、今の中国、やっぱり近代化の中で、結構ギスギスしている感じ・・・
便利さや豊かさって、対になるそういうものがあるような気がしてならない最近の私です。
うーん、2週連続で、堅い話になってしまって、反省です^^;