コメント頂きました マレーシアの食について。
僕がマレーシアに来た23年前は今のように何処でも日本食や洋食が
食べれる訳ではなくて、クアラルンプール中央の高層オフィスの一階や
今では無くなったヤオハン、SOGOなどの日系のデパートでしか食べれませんでした。
しかし逆に当時は住民票をこちらに移した日本人だけで4万人弱、大使館によると
未登録者を合わせると8万人弱が住んで居るだろうと言う事で、日本人の密集度の高い
地域にあるJASCOは日本人の買い物客でごった返し、貸しビデオ屋なども
繁盛していました。 当然の食材も豊富で新鮮な日本食の食材が手に入りました。
当時と現在の大きな違いは会社が経費削減を理由に家族の同行を許可しないこと
だから料理しなくなって食材も売れなくなった。そして単身者向けの日本食レストランが増えた。
現在の登録者数は1万7千人程度。 JASCO改めイオンにはケチャップやソースすら
置いてない有様となっています。 日本の電車の中吊にマレーシアで第二の人生を
なんて謳ってるマンションはマレーシア在住23年の僕ですら あんなところには
住みたくないと思うような中心部から相当離れた場所にあって、当然日本の食材なんか
半径20キロ範囲には有るわけも無い。
じゃ~僕はどうしてる? 基本日本食とは縁を切ってます。
しかし全く食べれないかと言うと、そうでもなくて、豆腐・うどん玉・枝豆・袋ラーメン等は
歩いて買い物に行ける距離のスーパーに置いてます。
ソース以外の調味料はそこそこ代用品があるし、まあ何とかなってますね。
素材は減ったのにめっちゃ増えたのが日本食レストラン。オーナーが日本人のところは
ま~なんとか食えるけど、現地人がやってる店だと「なんちゃって日本食」w
皆様のように日本で食べ慣れてる方だと これが日本食かよ~と文句の一つも
言いたくなると。しかも高い! 是非マレーシアにお越しの際はローカル食を
ご堪能ください。 美味い店紹介しますよ。
マレーシアはご存知のようにイスラム国家。しかし人口の25%が中華系
彼等は独自の中華料理を開発し、台湾で行われる世界中華料理コンクールでも
大功績を上げているんです。 一言で言ってクソ不味いシンガポール料理に
比べたらマレーシアの料理はイスラム・インド・中華どれを取っても格段の差で美味しい。
シンガポールの料理は殆どマレーシアのコピー。特に肉骨茶(バクテー)はマレーシアが
本家本元。 美味さは全く比較対象外。実は22年前初めてネットにこの肉骨茶を紹介
したのは私なんですw
イスラム食は一般的にかなり辛い。でも煮物なんかかなり上手に作ってるのもあります。
彼らの料理のバラエティーはかなり低い。甘いものがうんと好きですね。勿論豚肉はだめ。
調理酒も使えない。
僅かな人口比ですがインド人も居ます。彼等はイスラムにも中国人にも合うような
インド料理っぽい料理を開拓して24時間営業することでマレーシア人の食文化の
大きな部分を担っています。
イスラムレストラン 食可(イスラム・インド系・中国系)
インドレストラン 食可(イスラム・インド系・中国系)
中華レストラン 食可(中国系) 一部可(インド系)
何故中華レストランで一部可かと言うと客層が100%中華系だけの店には
なかなか入りずらいんでしょう。
同じメニュウだと 値段が イスラム>中華>インドみたいになっています。
何故かイスラムレストランは高い。 マレー食やインド系はオイリーです。
中華系はかなり健康に気を使っているので 油や砂糖は極力控えめ。
あ そうそう 長いことマレーシアに居て 日本に帰って感じたことは
塩辛い! 肉がジューシーを通り越して脂べちゃべちゃ
魚は豊富で良いですね。でも海老特にでかいやつは駄目
こっちが原産地なんで粋が全然違いますね。
あ~そうそう マレーシアは農作物自給率がシンガポールに次いで低くて
野菜とかは情けないほど貧弱です。
ゴルフ仲間と良く行く中華レストラン 釣堀の脇にあります

カニ焼きそば 美味しそうでしょ~ これだけふんだんにカニ使って500円なり

普通家庭では朝は調理しません。 夜が3割くらいかな。
殆ど家庭で夕食は外食。 こんな感じね

ご飯を注文すると 左上の白いちょっと大き目の湯のみ茶碗程度しか出てきません。 それが普通。
ラーメンとかも 日本で言ったらお子様ラーメンのサイズ。 これがかなり違うところ。
