「美女餅」 (その2)
~一日がかりで一斗~
この餅に類したもので、東北では「きりたんぽ」、飛騨地方では「棒餅」
あるいは「朝鮮餅」等各々の名称を用いられております。
飛騨地方には戦前より多くの朝鮮の方々が在住されており、
正月餅あるいは祝事には必ずこの餅を食用されました。
その製造にあたっては、村内外よりご婦人方が我が家に集まり、
白米(うるち)を石臼で曳き、その粉を熱湯で練り上げ、棒状に仕上げ
出来上がりですが、一日がかりで一斗前後しかできませんでした。
それが次第に機械で製粉、成形出来るようになりましたが、
それでも数人がかりで一日二斗位しか出来ませんでした。
(農林水産部担い手支援より)