「美女餅」 (その3)
~名前の由来~
「美女餅」の製粉は数人がかりで一日二斗位しか出来ませんでした。
ところが、ある年の十二月末の夕暮れ近くに、子供を背にした美婦人が
「私にも棒餅を作って下さい」と二斗の米を差し出しました。
しかし先客の注文分もあり、思案していましたところ、その美婦人が
「こう云う方法で作ってみては」と、いとも簡単な方法を発案してくれ、
あまり良い餅ではありませんでしたが、短時間で出来上がり
「はいありがとう」と持ち去りました。今、心静かに思い起こせば、
この美婦人が「美女ヶ池」の守り主の化身ではなかったかと、
不思議を信じ尊び「美女餅」の名を以って供養名となったそうです。
(農林水産部担い手支援より)