若いころ、まだネットとかスマホとかがない時代、時間をつぶす手段として読んでいた文学小説。
ですが、有名な小説の創作段階でボツになったものがたくさん存在していることをご存じだろうか。
今回、独自の取材により発見できたそんなボツ小説が新たに見つかったので、ご紹介したい。
〇王様の耳は老婆の耳(王様の耳はロバの耳):イソップ童話
王様の耳はロバの耳: ※なんちゃらペディアより引用
昔、立琴の神と笛の神がどっちの音が素晴らしいかで争っていた。その審査をした神たちは立琴の音が素晴らしかったと言ったが、王は「自分の耳には笛の音がよく響いた」と言う。そのことに怒った立琴の神は、王の耳をロバの耳に変えてしまい、このことに恥ずかしくなった王は頭巾を被って耳を隠すようになる。
だが、床屋に髪を切ってもらう事になった時、王の耳がロバの耳であることを知ってしまった床屋は、王に口止めをされた苦しさのために、森の中ののちかくに掘った穴の底に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ。数日後、穴を塞いだあとに生えたアシがその言葉を言うようになる。それを聞いた王は床屋が言いふらしたと思って激怒するが、床屋から事情を聞いて家来に調べさせた結果、アシが言っていることを知ると恥ずかしくなって床屋を釈放し、ロバの耳をさらして生きるようになった。
王様の耳は老婆の耳:
当初、床屋が散発の際に、「王様の耳が老婆の耳であった」(男装の趣味がある女王が、王様に化けていたという設定)として構想を考えていたが、当時の時代背景との不整合や、子供たちに読み聞かせる物語として出版する内容としては認可できないとの出版社側からのクレームなどから、筆者が苦肉の策として、フレーズが似ている「ロバ」にすることでこの問題をクリアしたらしい。
信じるか信じないかは私の信頼度次第・・・
って、

・・・・・・・・・・・・・・・・Ω\ζ°)チーン
ということで、火曜日からまたよろしくおねがしますm(_ _)m