22日も全国的に猛烈な暑さとなり、京都・福知山では39.0℃を観測しました。この猛暑を心配していたのがコメ農家です。秋の収穫を前に「これ以上の気温の上昇は怖い」などと、今後の不安を語りました。
夏野菜が旬を迎えています。トウモロコシなどが安くなる一方で、猛暑でナスやトマトに異変が起きています。夏野菜の価格に明暗がわかれているのです。
猛暑の影響で、トマトが赤く熟さずオレンジ色になるなど異常が出ています。取材した農家の田畑では害虫やジャンボタニシの被害も深刻で、稲の苗が水没する被害も。加えて暑さで作業時間も短かくなり、管理が難しくなっています。一方、サツマイモ農家も高温で不良品が増え、水やりや資材変更など対策に追われています。市場では野菜価格の高騰も懸念されています。
連日続く厳しい暑さは、これから旬を迎えるフルーツにも影響を及ぼしていました。