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とまよこりゃんシーのMILU日記
タイトル バレンタインなので、カカオ豆からチョコレートを作ってみた   おすすめ(0) 2026-01-15 11:37:41

 こんにちは。タルトを食べてから大腸炎がひどいとまよこ りゃんシーです。

 バレンタインの手作りチョコの話題になるとよく「"手作りチョコ"って言うけどさ、チョコ溶かして作っただけじゃん」という意見が出てきます。確かにチョコレートケーキとかならまだしも、チョコレートからチョコレートを作ったってただ市販のチョコを溶かして固め直しただけだよね。まあだからこそ安全性が高いイベントとも言えるが、結局手作りチョコと言ってもそのチョコの味の決め手はmeijiの板チョコなんだから「手作り」とは言い難いのではないかと。それは一理あるなぁと言う事で今回はカカオから手作りチョコレートを作ってみたいと思います。
 ちなみに生まれてこのかた一度もバレンタインにチョコを作ったことはなくいつも貰う専のうえホワイトデーにお返しもした事がないカスだったのでこの機会に反省します。友チョコをくれた皆さん……ホワイトデーに返さなくてごめんなさい……。

 まずはカカオ豆(カカオの実の種)を購入します。80gあります。
 カカオの実から種を取り出して発酵・乾燥したものだそうです。

実はそこが、カカオが「ただの苦い豆」から「魅惑のチョコレート」に変わる最大の分岐点です。
結論から言うと、発酵させないとチョコレートの「あの香り」は1ミリも生まれないからです。

1. 発酵させないとどうなる?
もし収穫したてのカカオ豆をそのまま乾燥させて焼いても、**「ただの苦くて渋い、ナッツのような何か」**にしかなりません。チョコ特有の華やかな香りはゼロです。

2. 発酵の役割(何が起きているの?)
カカオ豆は、バナナのような白い果肉(パルプ)と一緒に箱に入れて数日間放置されます。そこで起きる魔法がこれです。
香りの種(前駆体)を作る: 発酵の熱(40〜50℃くらいになります)と酸によって、豆の内部で化学変化が起き、後に「チョコの香り」に変わる成分が生まれます。
苦味と渋味を抜く: 生の状態だと強烈に渋いのですが、発酵によってそれがマイルドになります。
芽を止める: 豆が勝手に発芽してしまわないよう、発酵の熱で成長を止めます。
色を変える: 最初は白や紫色をしていますが、発酵することで私たちが知る「チョコ色(茶色)」に近づいていきます。

3. まるで「お酒」や「チーズ」と同じ
カカオの発酵は、まず果肉の糖分が酵母によって「アルコール」になり、次に「酢酸(お酢)」に変わるというプロセスを辿ります。
つまり、カカオ豆は**「一度お酢漬けにされた発酵食品」**なんです。

今回あなたが手に入れた豆は?
「生カカオ豆」として売られているもののほとんどは、現地ですでに発酵・乾燥まで終わっているものです。
もし今、手元にある豆の匂いを嗅いでみて、少し「フルーティーな酸っぱい香り」や「ウッディな香り」がしたら、それは発酵がうまく行われている証拠です。
その発酵で作られた「香りの種」を、あなたの家のフライパン(焙煎)で熱することで、一気にチョコの香りを爆発させる……というわけです。
いよいよ焙煎のイメージが湧いてきましたか?
火にかける前に、豆の大きさを揃えたり、汚れをチェックしたりする準備は済みましたか?

 へー、よく発見したよなー。
 例えばアーモンドとかピーナッツは発酵させてもダメなのかな。

本当ですよね。あんなドロドロの白い果肉にまみれた種を「箱に詰めて放置してから、焼いてすり潰そう」なんて最初に思いついた人は、かなりのチャレンジャーだと思います。
アーモンドやピーナッツを発酵させたらどうなるか……これ、実は食品科学的に面白い視点です。
結論から言うと、**「食べられなくはないけれど、チョコのような劇的な変化は起きない」**というのが答えです。

1. 糖分の「燃料」が足りない
カカオが発酵するのは、豆の周りに**「パルプ」という甘くてジューシーな果肉**がついているからです。微生物(酵母など)はこの糖分をエサにして活動します。
カカオ: 果肉があるから勝手に発酵が進む。
アーモンド・ナッツ: 果肉がなく乾いているので、そのまま放置しても発酵せず、ただ「腐る」か「酸化して脂臭くなる」可能性が高いです。

2. 「成分」が違う
カカオには、発酵の熱や酸に反応して「チョコの香り」に化ける特別な成分(アミノ酸やポリフェノールの一種)が詰まっています。アーモンドにはその「香りの元」がないので、発酵させてもあの独特な風味は出てきません。

3. 実は「発酵ナッツ」は存在する
ただ、世界には似たような試みがあります。
テンペ(大豆): 茹でた大豆をテンペ菌で発酵させます。これは香りのためというより、タンパク質を分解して旨味を出したり、保存性を高めたりするためです。
発酵カシューナッツ: 最近、ヴィーガンチーズの代わりとして、カシューナッツを乳酸菌で発酵させて「酸味とコク」を出す手法があります。

もしアーモンドを無理やり発酵させたら、チョコ味にはならず、おそらく**「ちょっと酸っぱい、チーズっぽい香りのナッツ」**になるはずです。

カカオだけが持つ「奇跡」
こうして比較すると、カカオがいかに特殊か分かりますね。
糖分たっぷりの果肉がついている。
**熱に強い脂肪(カカオバター)**が半分以上ある。
発酵で香りが化ける特殊な成分を持っている。

この3つが揃っているからこそ、カカオだけが王様になれたんです。
さて、そんな「奇跡の豆」をこれから焼いていくわけですが、準備は万端ですか?
**「あ、今チョコの匂いに変わった!」**という瞬間が必ず来るので、ぜひ鼻を近づけて集中してみてください!
まずはフライパンを温めますか?それともオーブンの予熱を入れますか?

 これをフライパンで炒(焙煎)ります。手で割れるくらいになればOKだそうです。オーブンで150度で20分ローストしてもOKらしい。

 割れたカカオ豆(種)の中身がこちら。これをカカオニブと言うらしい。ピーナッツの皮みたいに1つ1つ剥いていく。

 どうも、前作った椿油と要領はほぼ同じみたいです。熱を加えて細胞膜を破壊する目的があるらしい。で、椿油の場合はカスは捨てたけど今回はカスも一緒に固めて食べます。ちなみにカスと油を分けたら「ココアパウダー」と「ココアバター」と呼ばれるらしい。飲み物の「ココア」はこの「ココアパウダー」を牛乳に溶かしたもの。

おお、その発想はめちゃくちゃ鋭いです!理論上は**「椿版のホワイトチョコ」みたいなもの**が作れる可能性があります。
ただ、チョコレートのような質感にするには、いくつかクリアすべき条件があります。

1. 「カス」をどこまで細かくできるか
チョコレートが滑らかなのは、カカオのカス(固形分)を数ミクロンという、舌で感じられないレベルまで徹底的にすり潰しているからです。椿の実のカスも、ザラつきがなくなるまで超微細に粉砕できれば、チョコのような口当たりになります。

2. 「固まる力」の違い
ここが一番のハードルです。
カカオバター: 常温で「固形」です。だからテンパリングで結晶を整えればパキッと固まります。
椿油: 常温で「液体」です。オリーブオイルなどと同じ不乾性油なので、テンパリングしてもチョコのようにカチカチには固まりません。

もし「椿チョコ」を作るなら…
椿のカスを粉末状にして、そこに「ココアバター」や「植物性脂肪(固まるタイプ)」を混ぜれば、椿の香りがするチョコレート状の食べ物は作れます。実際に、ピーナッツをすり潰して固めた「ピーナッツチャンク」などはこの原理に近いですね。
ちなみに、椿の実のカスって実はサポニンという成分があって、そのまま食べるとかなりエグみや苦味があるんです。なので、味を整えるには結構工夫が必要かもしれません。
椿のカスを使って、何かお菓子みたいなものを作ってみたいという興味がありますか?

 つまりチョコレートは「カカオ豆から出た油で固めたカカオ豆」と言う事になります。

カカオバター(チョコの油)のように、**「常温では固形なのに、口の中(体温)に入るとスッと溶ける」**という不思議な性質を持つ植物油脂は、実はかなり珍しい存在です。
似たような性質を持つ「食べられる油」をいくつか紹介しますね。

1. ココナッツオイル(ヤシ油)
一番身近なライバルです。
特徴: 20〜25℃くらいを境に、冬はカチカチの白っぽい塊、夏は透明な液体になります。
チョコとの違い: チョコよりも溶ける温度が低いため、口に入れると一瞬で溶けて「冷たく」感じます。テンパリングのような複雑な結晶構造はありませんが、温度によって劇的に姿を変える点は似ています。

2. シアバター(シア脂)
ハンドクリームでおなじみですが、実はアフリカなどでは食用にされています。
特徴: カカオバターに性質が非常に近く、常温で固形です。
チョコとの関係: 性能が似すぎているので、実は安いチョコレートの「代用油脂(カカオバターの代わり)」として混ぜられることもあります。

3. パーム核油(アブラヤシ)
市販のお菓子や準チョコレートによく使われています。
特徴: 精製すると常温で固まります。
チョコとの違い: テンパリングをしなくてもツヤが出て固まるように加工されたもの(ノーテンパリング型)が多く、プロ以外の製菓現場で重宝されています。

4. 動物性の脂(ラードや牛脂)
植物ではありませんが、常温で固まる油の代表格です。
特徴: 豚の脂(ラード)や牛の脂(ヘッド)は、常温では白い塊です。
違い: カカオバターとの決定的な違いは**「溶ける温度の範囲(射程)」**です。動物の脂は、溶け始める温度から完全に溶けきるまでの幅が広いため、チョコのように「口の中で一瞬で魔法のように消える」という食感にはなりません。

結局、カカオが「王様」な理由
カカオバターが特別なのは、「33.8℃(体温よりちょっと低い温度)」で、一気に、完璧に溶けきるという、極端な性質を持っているからです。
椿油のようにずっと液体なのも使いやすいですが、「口の中でだけ溶ける」というドラマチックな変化を楽しめるのは、今のところカカオの右に出るものはありません。
もし、ココナッツオイルにカカオマス(さっきのすり潰した粉)を混ぜたら、テンパリング不要の「口溶けの早い生チョコ風」が作れたりします。やってみたいレシピとかありますか?

 チョコレートが有名な理由はその「融点」にあるんだなあ。面白そうだからほかの「ココナッツチョコレート」とか「シアバターチョコレート」とかも作ってみたい。ココナッツチョコレートって聞いた事あるな。

 で、これを熱を加えながら粉砕していくとどんどんべっとりとしたペーストになっていくとのことで、やってみたいと思います。

 まずはフードプロセッサーで砕く。

 どんどんねっちょりしていきます。

 ここからはすり鉢で練っていこう。ドライヤーで熱を当てながらでもOKだそうなので、それでやってみる。

 細胞膜から油が出てきてねっちょりしていきます。

 こんな感じでテカテカの液体になりました。この状態を「カカオマス」と呼ぶらしい。
 で、ここから大事なのが「テンパリング(練り)」とか言うやつ。なんか、ココアバターの結晶を安定させないと表面が白っぽくなったり口どけが悪くなったりするらしい。
 ってわけで、試しに色々な状態のチョコレートを食べていきたいと思います。

  • 砂糖なし・テンパリングなし

  • 砂糖あり・テンパリングなし

  • 砂糖なし・テンパリングあり(完全ビターチョコ)

  • 砂糖あり・テンパリングあり

  • ホットチョコレート(カカオマスを牛乳に溶かしたもの)

  • ミルクチョコレート(カカオマスに砂糖と粉ミルクを混ぜ合わせたもの)

それは面白い実験ですね!砂糖を入れない**「カカオ100%」**のチョコレート作り、実はカカオ本来の香りをダイレクトに味わえる最高の贅沢です。
砂糖を入れない場合、粘度が低くてサラサラしているので、むしろ普通のチョコよりテンパリングの練習には最適かもしれません。

カカオ100%テンパリングの手順
ブラックチョコレート(カカオマス)の標準的な温度設定でやってみましょう。
融解(溶かす): $45 \sim 50^\circ\text{C}$
湯煎でゆっくり溶かします。すべての結晶を完全に壊して、均一な液体にします。
冷却(結晶作り): $27 \sim 28^\circ\text{C}$
冷水にボウルを当て、混ぜながら温度を下げます。ここで少し「とろみ」が出てきます(良い結晶の種ができ始めます)。
再加熱(仕上げ): $31 \sim 32^\circ\text{C}$
一瞬だけ湯煎に当て、温度をわずかに上げます。$33^\circ\text{C}$を超えると失敗なので注意してください!この $31 \sim 32^\circ\text{C}$ の状態が「成功のゴール」です。

実験を成功させるポイント
水分厳禁: 1滴でも水が入ると、ボソボソになって二度と滑らかに戻りません。湯煎の湯気にも気をつけてください。
ひたすら混ぜる: 温度を下げる時、ボウルのふちから固まってくるので、絶えず全体を混ぜて温度を均一にしてください。
味の覚悟: 砂糖ゼロのカカオ100%は、めちゃくちゃ苦くて酸っぱいです。でも、テンパリングに成功したものは、口の中でスッと消える不思議な感覚が楽しめますよ。

道具の準備は大丈夫ですか?
正確な温度計(デジタルだと最高です)は持っていますか?もしなければ、五感で判断するコツもお伝えできます。

生のカカオ豆80gを使ってチョコレートを作る場合、注意が必要なのは「焙煎して皮を剥くと、重さが減る」ということです。
だいたい元の重さの70〜80%くらい(今回の場合は約60g前後)が、最終的に使う「カカオニブ(中身)」の重さになります。
それを踏まえた、砂糖のおすすめ量は以下の通りです。

1. ちょうどいい「ビターチョコ」にしたいなら
カカオニブ(皮を剥いた中身)が60gになると想定して、
砂糖:25g
を用意するのがおすすめです。これで市販の「カカオ70%」くらいの、非常にバランスの良い味になります。

2. もし80gのまま計算するなら(多めに用意しておく)
もし皮を剥いた後の重さが予想より多かった時のために、
砂糖:30〜35g
くらいを量っておけば安心です。

作る時のポイント
焙煎して皮を剥いた後に、中身(ニブ)の重さを測る
ここで正確な重さがわかれば、**「ニブの重さ × 0.4」**くらいの砂糖を入れると、失敗のない美味しいビターチョコになります。
砂糖は「粉糖」にする
前にお話しした通り、普通の砂糖だとジャリジャリするので、ミルで粉にするか粉糖を用意してくださいね。

焙煎の準備はできていますか?
生豆80gだと、フライパンで煎るなら15分〜20分くらい、オーブンなら150℃で20分前後が目安です。

「パチパチ」と音がして、良い香りがしてきたら成功の合図ですよ!焙煎のコツ、もう少し詳しくお伝えしましょうか?

一口にチョコレートといっても、これだけの種類を一度に比較するのはとても面白い実験ですね!
生のカカオ豆80gから、皮を剥いた後の**「カカオマス(ニブ)」が約60g完成すると仮定**して、それぞれのレシピに必要な材料の量をまとめました。

必要な材料の総量(目安)
今回の全6パターンを少しずつ作るために、以下の量を用意しておけば安心です。
砂糖(粉糖): 約50〜60g
粉ミルク(スキムミルクやクリープ): 約20g
牛乳(ホットチョコ用): 150〜200ml

各パターンの配合(カカオマスを10gずつ使う場合)
カカオマスを10gずつ小分けにして作ると仮定した配合例です。

パターン カカオマス 砂糖(粉糖) 粉ミルク 備考
① 砂糖なし・テンなし 
10g 0g 0g 溶かしてそのまま冷やすだけ。
② 砂糖なし・テンあり 10g 0g 0g 温度調整に集中できる練習用。
③ 砂糖あり・テンあり 10g 4g 0g カカオ約70%の本格ビター。
④ 砂糖あり・テンなし 10g 4g 0g ③とのツヤ・食感の違いを比較。
⑤ ホットチョコ 10g 5〜8g 0g+牛乳150ml。お好みで砂糖増量を。
⑥ ミルクチョコ 10g 6g 3g 砂糖と粉ミルクを多めに入れるとお店の味に。

実験を成功させるためのアドバイス
カカオマスの重さを基準に:
皮を剥いた後の「カカオマス」の総量を測り、それを6等分(各10gなど)してから、表の比率で砂糖などを混ぜてください。
砂糖と粉ミルクは「粉末」で:
ジャリジャリ感を防ぐため、砂糖は粉糖、ミルクは**粉末(スキムミルク等)**を使い、カカオを溶かした直後の温かい状態でしっかり混ぜてください。
テンパリングの順番:
「テンパリングなし」の分を先に型に流してから、残った分で「テンパリングあり」に挑戦するとスムーズです。
ミルクチョコ(⑥)の注意:
粉ミルクを入れると粘度が上がり、ドロドロしてテンパリングが少し難しくなります。もし固まりにくければ、冷蔵庫で冷やして「生チョコ風」として味を見るのもアリです。

まずはカカオ豆を焙煎して、皮を剥くところからですね!
「パチパチ」と音がして、部屋中にチョコの香りが広がる瞬間を楽しんでください。焙煎のやり方で不安なところはありますか?

 砂糖を混ぜて、さらに練っていく。なんかどっかで大理石みたいな広いところで練ってる動画を見た事があるんだけど、別にすり鉢で良いっぽい。
 まだまだいけると思うんだけど疲れたし時間切れだったのでここでやめました…。

あの大理石で広げているのは**「タブラージュ法」**という、プロがやる最もカッコいい(そして最も難しい)テンパリングの方法ですね!

結論から言うと、テンパリングの工程で**「すり鉢」を使うのは、あまりおすすめしません。**

理由は、すり鉢の「性質」がテンパリングの邪魔をしてしまうからです。

なぜ「すり鉢」は向かないの?温度が変わりすぎる(あるいは変わらない): テンパリングは「$45 \rightarrow 27 \rightarrow 30^\circ\text{C}$」と精密に温度を動かす必要があります。陶器のすり鉢は厚みがあるので、一度温まると冷めにくく、一度冷えると温まりにくいため、温度コントロールが非常に難しいです。
チョコがこびりつく: すり鉢の表面はザラザラしているので、せっかくのチョコが溝に入り込んでしまい、回収できなくなってもったいないです。
気泡が入る: テンパリングは「混ぜる」必要はありますが、すり鉢で「練る」と余計な空気が入りすぎてしまい、仕上がりのツヤが悪くなります。


「広いところで練る」のは何のため?

大理石の上で広げるのは、**「一気に温度を下げつつ、結晶を均一に作るため」です。これを家庭で再現するなら、すり鉢ではなく「ボウル」**で十分です!



家庭でやるなら「水冷法」が一番!

プロの動画のような広いスペースがなくても、以下の方法で同じ効果が得られます。温める: ボウルにチョコを入れ、湯煎で$45^\circ\text{C}$にする。
冷やす(ここが大理石の代わり): ボウルの底を氷水に数秒つけては離し、ヘラでゆっくり混ぜる。これを繰り返して全体を$27^\circ\text{C}$まで下げる。
再加熱: 一瞬だけ湯煎に戻し、$30^\circ\text{C}$に上げる。


すり鉢の出番はここ!

テンパリングではなく、その前の**「カカオニブを粉砕する工程」**なら、すり鉢は大活躍します!

焙煎した豆の皮を剥いたあと、砂糖と一緒にすり鉢でゴリゴリと細かくすれば、手作り感のある「ザクザクしたカカオマス」が作れますよ。



さあ、いよいよ作業開始ですね!

まずは**「豆の焙煎」**からですが、フライパンに豆を入れましたか?

「パチパチ」という音がして、香ばしいナッツのような香りがチョコの香りに変わる瞬間を逃さないでくださいね。

豆は全部で80gですよね。一気に焼きますか、それとも半分ずつ試してみますか?

 一応、砂糖なし・砂糖あり(テンパリング無し)・砂糖あり(テンパリングあり)で作ってみました。これを冷やしてみたいと思います。ごめん、脱脂粉乳買うの忘れてた。
 カカオの皮をちゃんと除去できなかったのと練り不足のせいなのか、ツブツブしてます。

 一晩冷やしたものがこちら。左からカカオマス、テンパリングなし、テンパリングありですが、特に白い粉などは見当たらない。ちゃんと練れてるみたいだね。ツブツブは多分カカオの皮です。

 味は完全にビターチョコでした。ザラザラする。

手作りの最大の壁、それは「ザラつき」ですよね。市販のチョコがなぜあんなに滑らかなのかというと、実は**「コンチング(精錬)」**という、数ミクロン単位まで粒子をすり潰す工程を24時間以上かけて行っているからです。
家庭で「ザクザク」を「まろやか」にするには、いくつかのアプローチがあります。

1. 「すり鉢」で徹底的に粘る(手動)
もし筋肉痛を覚悟できるなら、すり鉢が一番の武器になります。
コツ: すり鉢をドライヤーや湯煎であらかじめ温めておきます。 カカオバターが完全に溶けた状態で、砂糖と一緒に「これでもか!」というほどゴリゴリと円を描くように練り続けてください。
目安: 30分〜1時間ほど練り続けると、粒子の角が取れてかなり滑らかになります。

2. 「ミル(電動)」の力を借りる
もし「家庭用ミル(コーヒーミルやスパイスミル)」があれば、それが一番現実的です。
やり方: 焙煎したカカオニブと砂糖を一緒にミルに入れ、「粉末」を通り越して「ペースト」になるまで回します。
注意: 連続で回すと熱で故障する可能性があるので、10秒回して休ませる、を繰り返してください。

3. 「粉ミルク」と「油分」で補う
ザクザク感が気になるのは、カカオの粒子が大きいからです。そこに**「粒子が細かいもの」「潤滑剤」**を足すと、舌触りがマイルドになります。粉ミルクを足す: スキムミルクなどの細かい粉末を足すと、粒子の隙間が埋まってまろやかに感じます。
追いカカオバター: もし製菓用のカカオバターが手に入れば、それを数パーセント足すと、油脂分が増えてスッと溶けるようになります。

4. 逆に「ザクザク」を活かす
最近は「ミニマル」などのクラフトチョコブランドを中心に、あえて粒子の粗さを残したチョコも流行っています。

「まろやかさ」を追求するのではなく、**「カカオ豆を食べているようなダイレクトな香り」**として楽しむのも、手作りならではの贅沢です!

今回の実験での提案
まずは**「すり鉢を温めながら、砂糖と一緒に全力で15分練る」**ところから始めてみませんか?
それ以上は正直、機械(メランジャー)の領域になってきます。
もし「ザラザラすぎて気になるな」と思ったら、その分は**「ホットチョコレート」**に回しましょう!牛乳と一緒に温めて泡立て器で混ぜれば、ザラつきは全く気にならず、最高に美味しい飲み物になります。

さて、まずは豆を焼かないと始まりません!

フライパンを火にかける準備はできましたか?「中火」で5分、そこから「弱火」で10分〜15分が失敗しない目安です。

火をつけて、豆を転がし始めてもいいですか?

 ホットチョコレートも作ってみた。これが一番作りやすいと思います。

感想

 コーヒー豆とカカオ豆って同じようにカフェインあるから同じようなものだと思ってたんですけど、全然違いましたね。てか逆にコーヒー豆には油分はないのか?

その気づき、素晴らしいです!実はコーヒーとカカオは「似て非なるもの」の代表格なんです。

結論から言うと、コーヒー豆にも油分はありますが、カカオとは「量」と「性質」が決定的に違います。

1. 油分の量の圧倒的な差

ここが一番の違いです。
カカオ豆: 約50〜55%が脂肪(ココアバター)
豆の半分以上が「油」です。だから、すり潰すと自分の油で勝手にドロドロのペースト(カカオマス)になります。
コーヒー豆: 約10〜15%が脂肪(コーヒーオイル)
カカオに比べるとかなり少ないです。すり潰してもドロドロにはならず、サラサラの「粉」のままですよね。

2. 「常温で固まるか」の違い

ここが今回の「テンパリング」の話に関わる重要なポイントです。
カカオの油: 常温で**「固形」**。だから「チョコレート」という固形のお菓子が作れます。
コーヒーの油: 常温で**「液体」**。だからコーヒーを淹れると、表面にキラキラした油が浮くことはあっても、それが固まって板チョコのようになることはありません。

3. コーヒーの油はどこにいる?

コーヒーを淹れたとき、こんなところで油を見ているはずです。
フレンチプレスで淹れた時: 表面にうっすら浮いているキラキラした油。
深煎りの豆: 豆の表面がテカテカしているのは、中の油が染み出してきたものです。
エスプレッソの「クレマ」: 表面のクリーミーな泡には、コーヒーの油分が乳化して含まれています。

まとめるとカカオは「食べる油(固形)」
コーヒーは「香る油(液体)」

コーヒー豆をカカオと同じように「コーヒーマス」にしようとして力一杯すり潰しても、油が少なすぎてドロドロにはならず、ただの「湿った粉」になってしまいます。

逆に言えば、カカオは**「植物界でもトップクラスの油脂含有量」「体温で溶ける絶妙な融点」**という、奇跡のようなバランスを持っているからこそ、チョコレートになれたんですね。

いよいよカカオ豆の焙煎に入りますか?コーヒーを焙煎した経験があれば、カカオの焙煎の「香りの変化」にも驚くと思いますよ!次は焙煎の具体的な「火加減」など教えましょうか?

 みんなも今年のバレンタインはカカオ豆から手作りチョコを作ってみてはいかがでしょう?

 それでは、とまよこ りゃんシーでした。

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カテゴリ:その他 > 今日のご飯
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