了解です。結論から言うと、提示されている図の主張をそのまま一対一で裏付ける単一の論文は存在しませんが、 ① 日照・緯度と精神状態/性格傾向 ② 性差(共感・システム化、感情 vs 理論) ③ ASD・抑うつ・統合失調症と環境要因(日照・ビタミンD) については、部分的に支持するエビデンスの塊はあります。
以下、「どこまでは科学的に言えて、どこからが仮説か」を切り分けて、査読論文ベースで整理します。
① 日照時間・緯度と抑うつ/精神状態
季節性情動障害(SAD)
かなり強いエビデンスあり Rosenthal et al., 1984 Seasonal affective disorder: A description of the syndrome Am J Psychiatry → 日照時間が短い地域ほどSAD有病率が高い Magnusson & Boivin, 2003 Seasonal affective disorder: an overview Chronobiology International → 高緯度地域で抑うつ・無気力が増加
図の「日照が少ない地域→抑うつ傾向」 → 科学的に妥当
② 日照・緯度と「感情性/理論性」
直接エビデンス
❌ ほぼ存在しない
ただし、以下の間接的エビデンスはあります。
感情処理と日照Lambert et al., 2002 Seasonal variation in serotonin turnover in the brain Lancet → 日照量とセロトニン活性は相関