釣りが出来ずに途方に暮れていた私に
声をかけてくれたのが紫音蝶さんでした。
「釣れないんですぅ~~」
と訴える私を不審そうに見る紫音蝶さん。
餌を変えろと言ってプレゼント。
竿を変えろと言ってプレゼント。
でも、どうしてもダメです。
「魚が動く方向とは逆に……」
指示は的確です。
でも、そうじゃないんです。
釣りが出来ない、というのをどう伝えればいいのでしょう?
釣れない、のではないのです。
紫音蝶さんはあちこち移動して、
「ここでは?」「そっちならば?」
と、親切でした。
でも、ダメです。
「水面で釣り針の画が出る?」
と聞かれ、初めて「!」
おそるおそる、聞きました。
「水面……?」
「はあ? あなた、どこに投げていたの?」
「自分の背中」
どうしてミッション指示の注意で、
『水面でクリックましょう』
と、無かったのでしょう?
釣り装備完了さえすれば、
自分のアバタをクリックするのが自然じゃありませんか??
そう思うのは私だけ?
その後、無事に釣りモードに入れましたが、
嬉しかったです。
長い旅路でした。
ホントに長かったです。
色々な意味で。
紫音蝶さんにバディをお願いしたのは
妖精ミッションの終りの頃でした。
(数日かかった……)
快諾していただけなかったら、
今頃、もっと磨きのかかったマヌケぶりを
披露していたはずです。
それでもまだ十分、
話題に困らないマヌケなのですが。
おマヌケ物語はまだまだ続きます。