「青春の甘酸っぱい思い出」
大学の時、実習があって、
その時、違う課の男子とペアを組むことになりました。
同じ学年でも数百人もいたので、顔も名前も知らない人でした。
実習先が遠く、交通の便も少し不便な場所でした。
その人は車(と言ってもボロでしたがw)を持っていたので、
ほどなく乗せてもらう事が多くなりました。
よくよく話すようになると、好きな音楽が一緒だったり、
彼のバイト先が私のバイト先のすぐ近くのコンビニだったりと
共通点が多いことに気がつきました。
実習は結構きつかったのですが、
お互い助け合って何とか乗り切りました。
実習が終わってからも何度かドライブに行きました。
裏夜景を見に行ったり、他の仲間と一緒に恵山にも行きました。
特に、外人墓地の奥の普通の墓地のある場所から見る
巴湾が見える絶景ポイントは、今でも私のお気に入りの場所となりました。
お互いの気持ちを言ったことはなかったけれど、
お互いの気持ちはわかっている・・・そう思っていました。
でも・・・ある日、言われてしまいました。
彼には彼女はいると・・・><
彼と同じバイト先の女の子で
とある事情(ここではプライバシーもあるので書くのは避けますが)で
彼女とは別れられないと・・・
それから、二人だけで会う事はなくなりましたが
また友人の一人として卒業までずっと接していました。
でも卒業後、私は故郷を離れ、彼は故郷の他県の街に戻りました。
数年後、共通の友人から、「彼は彼女と結婚した」と聞きました。
彼は今、どんなお父さんになっているのか、
見たいような見たくないような・・・w