以前の日記で、カブトムシの写真をアップしたんですが、知り合いから、「一緒に写ってる、蝶々、あれってオオムラサキじゃない?」って言われました。

実は私も、あの写真を撮った時、この蝶については気になっていました。でも、子供の頃、オオムラサキなんて見た事なかったし、何処かでいるわけ無いと思っていました、だからそのうち調べようとは思っても、結局放置していたんですよ。
それで、検索してみると、オオムラサキは北海道から九州と日本全国に生息しているという事が分りました^^
あの時、自分が見たものをもっと気に留めておけば、もっと早く答えに届いたのかもしれません。
学生の頃、ある先生がこんな事を話してくれました。
先生が大学院生の時か、研究生の時か忘れましたが、たまたまトウモロコシの光合成の活性を測定した時に活性の値が以上に高かったんだそうです。当時、先生はそのことは自分の腕が未熟だったからだろうと思っていたそうです。ところがその半年後、ハワイの大学の研究者が高効率型の光合成について報告を行い、非常にセンセーショナルな発見として話題になったそうで、今ではその光合成をするトウモロコシやサトウキビなどはC4植物として広く知られるようになっています。
先生が言うには、研究者は生涯の中で世界的大発見に遭遇しているものだが、その時それがそうだと気付けるかどうかが重要なんだといっていました。

今で言うところの、深い言葉だなーって思ったのを良く憶えています。
ま、今回のはそんなたいそうな事ではありませんが、基本は一緒だと思うんですよね^^
私はどうもそういうことに気付けないみたいです。自分を信じる事が不得手なのかな? でも、疑う心も同じぐらい重要だしなー、要はバランスなんだろうけど、難しいものだなー^^
今日はちょっと硬い話を書いてしまいました^^