2011年10月5日、米Apple Inc.創業者、前同社CEOである、スティーブ・ジョブズ氏が永眠されました。
56歳でした。
余りにも早すぎる死だったと思います。
かつてはコンピュータといえば、非常に巨大なもので、大きな企業や研究所などでしか使えないもので、非常に高価でした。
そして、個人で買えるコンピュータとなると、今みたいに大きな画面がついていたりするものではなく、トグルスイッチをパチパチやって、メモリの中の二進数の数字を変えて、LEDの表示によって二進数の結果を見るためのものでした。
当然、仕事に使えるようなものではありませんでしたし、ゲームに使えるような物でもなく、いわゆるオタクの人たちが研究につかう様なものでした。
それを、スティーブ・ジョブズ氏と、スティーブ・ウォズニアック氏の二人が、大きなコンピュータでやることと同じようなことを、小さくて安いコンピュータで実現し、しかも今と違ってコンピュータ用のディスプレイは非常に高価だったので、家庭用のテレビをディスプレイの代替として使う様にしたのです。
こうして、今あるようなパソコンの元祖が作られました。
その後、彼らはマイク・マークラ氏などの助けによって、会社を大きくしていき、今や世界一の企業になったのです。
また、同じパソコンでも、昔はキーボードでパソコンに命令をいちいち入れて、そこで作業をするのが一般的だったのですが、マウスでアイコンをチャッチャとクリックして、誰でもパソコンを使える様に改良したのも彼らです。
今でこそ、MacのシェアはWindowsほどではありませんが、Mac、Windows問わずこういう風に家庭にパソコンが1台あって、小さな会社にもパソコンがあって、皆がこうしてパソコンでMILUなどを遊べるのも、彼らあってのことだったと思います。
更に、iPhone 4Sの発表があった、その翌日だったので、びっくりしてしまいました。
本日、アップルストア福岡天神に行き、献花をしてきました。