私の地元の文化を紹介
三重県鈴鹿市の伊勢型紙を紹介ます 超地元です
伊勢型紙とは、友禅、ゆかた、小紋などの柄や文様を着物の生地を染めるのに用いるもので、千有余年の歴史を誇る伝統的工芸品(用具)です。
和紙を加工した紙(型地紙)に彫刻刀で、きものの文様や図柄を丹念に彫り抜いたものですが、型紙を作るには高度な技術と根気や忍耐が必要です。昭和58年4月には、通商産業大臣より伝統的工芸品(用具)の指定をうけました。
型紙のおこりについてはいくつかの説があります。奈良時代に孫七という人がはじめたという伝説や、子安観音の和尚が、虫食いの葉を見て型紙を思いついたという伝説や、平安時代には、型売り業者がいたといわれていたり、応仁の乱の時に京都から逃れてきた型彫り職人が型彫りの技術を伝えたという説など、いくつもの伝説や言い伝えがありますが、特定できる説はなく解明されていません。しかし、もともと白子には、和紙も型染もなかったため、京都との結びつきや紀州からの伝搬など、他の地域との関連を考える説が多くあります
江戸時代に入ると、白子は紀州藩の天領になります。そして、伊勢型紙は紀州藩の保護を受けて発展していきます。このころ武士の裃に型染がもちいられ、その小紋はどんどん細かくなっていきます。型を彫る職人と染める職人の協同で、発展をしていったといわれています。また型売り業者は株仲間を組織して、紀州藩の保護を背景に全国各地に型紙を売り歩きました。その結果全国的に伊勢型紙はひろまりました。
上から 突彫り 錐彫り 引き彫り 道具彫り





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