「いったいいつになったらオープンするのか!」というくじら村の住人の声が
日に日に高まってきていることもあり、私はこの度、楽器店のラピルくんを
訪ねてみました。
開店準備でさぞかし忙しくしているだろうと思いながら足を運んだのですが、
ラピルくんは特にバタバタしている様子もなく、今回の突撃インタビューは、
まずは彼の質問に私が答えることから始まったのでした。

つんつこ:
「そうね、私にとって音楽は、ストレス発散の為になくてはならない
ものなの♪
そして、楽器を奏でる、というよりも。。」

つんつこ:
「ラピルくんにとって音楽ってどんなもの?
どんな時に音楽を奏でるの?」

つんつこ:
「あら!ラピルくんは今、恋をしているのね!
お相手が誰なのか気になるところね♪」
「 ところで、ラピルくんの専門の音楽ジャンルは?」

つんつこ:
「あら、ちょっと意外だったわ♪
モーツァルトの言葉がラピルくんの口から出てくるなんて。。
え?なになに?このギターはジミー・ペイジから譲り受けたって?
うーん、それが本当の話かどうかは置いておくとしても、ラピルくん
は、ジャンルを超えてクラシックからロックまであらゆる音楽に精通
しているという訳ね♪」





調査報告:
楽器店のラピルくんは、少し背伸びをしつつ、シャイなところをクールに振る舞う
ことで隠そうとしている、そんな若者でした。
おそらくなまりのある地域の生まれで、一生懸命標準語でしゃべろうと努力をして
はいますが、時々ちょこっとなまってしまう、憎めないキャラであることもわかり
ました。
音楽への情熱は人一倍強く、モーツァルトを尊敬しつつも、クラシックだけで
なく、あらゆる音楽ジャンルに精通しています。
ところで、ラピルくんは恋愛中のようですが、お相手は誰なのでしょうか?
店主のラピルくんはお店から一歩たりとも離れることはできませんから、彼の
行動範囲は非常に限られています。
その限られた行動範囲の中で、彼の視界に入る女性は、向かいのドレスショップの
店主しかいません。
私は、ラピルとレイシ、この二人はただならぬ仲だと読んでいます。
おそらく、ドレスショップのレイシのほうが年は上でしょうが、年の差は関係
ありませんし、ラピルくんはおそらく熟女キラーです。
この二人が今後どうなっていくのか、そして、この楽器店はいつ開店するのかを、
今後も引き続き調査していきます。