夏-冬-真冬の服しか持っていません。
体感温度が普通より5℃ほど違うらしく、冬にはヘタレ丸出しですが、夏は意外と平気。
季節先取りのせっかちな人が、「暑い」という頃くらいは、まだまだジャンパーを脱げません。
ですが、周りからの目もあります。暑苦しい恰好は迷惑にもなる。微妙な頃合いです。
まあ、これは毎年のこと。
今年はもっと困ったことが発生しています。
夕方、仕事も大詰めになると、キュッと日本酒を入れるのが私の日課です。この大事なノルマを守るために、ロッカーに酒がなければ買いにいくことになります。
週に2度ほど、コンビニエンスストアに通っているのですが、そこの高校生は男子も女子も優秀で、私の顔を見るや、さっとワンカップを熱燗してくれます。
覚えが悪かったのは店長くらいで、他の子たちはとても可愛い。
これで困るのです。
私は落ちこぼれが身に染みているせいか、可愛く優秀な子には滅法弱い。
以前に行っていたお店では、アホな高校生ばかりだったので、やいやい言って熱燗のしかたを教えたものでした。
そこのガキ共が、この時期になっても酒を温めようものなら、
「季節、考えんかい!ボケ~!!」と頭を張られることになります。
「お前のアホは天井知らずか!」とさらに追い打ちをかけられることでしょう。
でも、今行っているお店の子が機転を利かせて、指示もないのに温めているのを見るや、「あ~~、なんてことを」とは思いながらも、「おおきに」
借りてきた猫もここまでいくと、我ながらみっともない。
会社に酒は欠かしてはダメだと痛感しております。
夏は、アホな奴もええなぁ、と少し思います。