最近、映画を観てない。
今年はまだ一本も観てない。昨年の冬に知人が撮った自主ドキュメンタリーの
作品を観て以来、スクリーンから遠ざかっている。
映画を観る行為は、きっと情熱のなせる業だと思う。
齢を重ねると、次第に映画館に足が向かなくなる。
わざわざ出かける事が面倒なのだ。
何故急に映画に関心が向いたかというと、ある映画に心が揺り動かされたからだ。
今、巷で話題になっている「君の名は。」
これまでアニメの映画は縁が無いと思っていた。
TVで盛んにプロモーションしている映像を見ていると、現実世界の
繊細なまでの描写に驚く。
これは、尋常な作品ではない。もはや、あの漫画の神様、手塚治虫を凌駕する
勢いがある。いや、手塚先生には申し訳ないが、すでに超えたかもしれない。
監督の新海誠に、今すぐにでもアカデミー賞を授けたい。
とにかく「観てみたい」と思わせる映画だ。