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blackmanta96のMILU日記
タイトル 建築物。   おすすめ(2) 2016-09-26 17:01:59

いつの頃からか定かではないが、建築物に妙に関心がある。

 

以前の職場で、紙面作りに携わっていた男性月刊誌で

入稿した写真原稿のひとつに、目が釘付けになった。

 

「光の教会」のタイトルがついたモノクロ写真だった。

教会内部からのアングルで、正面上部の壁が十字型にくりぬかれ、

空間の先からまるで後光の如く、十字の光が射し込んでいた。

 

十字架を光そのもので表現する発想に、

度肝を抜かれ甚く感銘した。

 

建築家の名前は「安藤忠雄」。

 

心より敬愛してやまない、知る人ぞ知る日本が世界に誇る

名建築家である。

 

氏の名前は知らなくても、東京・原宿近くにある

「表参道ヒルズ」の設計者といえばピンとくる人も多いだろう。

 

衝撃を受けた「光の教会」の写真から、俄然「奇才・安藤」に

興味を抱いた。彼の手掛けた作品群は、更に私を感動の世界に

導いてくれた。

 

彼の作品の最大の特徴は、いわゆる「コンクリート打ち放し」

である。今でこそ、あちらこちらでごく普通に見かけるが、

彼はその第一人者であり、建築物という構造体を芸術作品の

域にまで昇華させている。

 

1976年、大阪市住吉区の「住吉の長屋」で、日本建築学会賞を

受賞して注目を集め、80年代に入って、「風の教会」、

「水の教会」、「光の教会」の他「六甲の集合住宅」など、

一連の大胆奇抜な設計で脚光を浴び、押しも押されぬ

一流建築家としての地位を確立した。

 

建築界の世界的権威まで上り詰めた安藤。実は建築の専門教育は

受けていない。高卒の身ながら独学で建築の知識を習得した

苦労人なのだ。努力を重ね、壮絶な人生を切り開いたパワフルな

エネルギーに脱帽である。

 

反面、軽妙な大阪弁を巧みに操る「おもろいおっちゃん」でも

ある。彼の講演はまるで、上方落語か漫才師のような話術で

会場を笑いの渦に巻き込み、優しく包み込んでくれる。

 

75歳になった彼は今、僅か5名しか存在しない東京大学の

特別栄誉教授(終身称号)としてその名を連ねている。

カテゴリ:その他 > その他
コメント(4)
higaken 2016-09-26 19:19:03  
安藤さん、凄い人ですね(*'Д'*)ノシ
2016-09-27 08:43:23  
「金を払っても苦労しろ!」だったかな??この言葉思い出しました。
人生に色んな経験をしたからこそ、人を思いやり
優しく包み込む事が出来るんでしょうね!
それが建築であれ、ファッションの世界であれ
手を抜かす、誠心誠意作品を創り上げる事が、大切なのですね!
2016-09-27 10:07:10  
「安藤忠雄」の光の教会・・・素敵ですよね^^私は生まれつきのカトリックなので
ちょっと目にとまってコメントさせて頂きました^^
2016-09-27 14:24:10  
素晴らしいわ!!

十字架を光で表現するなんて。。。

まさしく神のもうし子だわ

わたしは無宗教ですが 神様はいると信じてるの(*´ω`)
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