またぞろ、巷ではインフルエンザが流行の兆しをみせ始ている。
私自身、気管支系統が弱かったので、小児喘息で辛い幼少時代を過ごした体験があった。
成人になって症状が改善された後でも、年に4回程、季節の変わり目に合わせて、
しょっちゅう風邪をひいていた。元々の喘息持ちなので、一度風邪をひくと治るまで約1ヵ月を要した。なので、年の3分の1は鼻水タラタラ、ゴホゴホ、ゼーゼーやっていた事になる。
インフルエンザが流行ると、御多分に漏れず必ずと言っていい程、罹患していた。
その内の一回は、罹った瞬間をハッキリ覚えている。通勤で使う満員電車の中、すぐ隣に
立っていたマスク姿の女性が、ゴホン!ゴホン!と咳込んでいた。なるべく顔を背けて
防御態勢に入っていたのだが、その刹那、私の喉の奥に「チクッ」と針を刺されたような痛みを感じた。案の定だった。電車を降りる頃には、強烈な喉の痛みが襲ってきた。
せめてマスクをしておけば良かった・・・と後悔した。
10年以上前に罹ったインフルエンザでは、肺炎をこじらせてしまい深呼吸が出来ない程、
呼吸困難に陥り、約半年間苦しみ続けて死にそうになった事もある。
どうすれば、風邪をひかずに済むか、不覚にもひいた場合はどうするか、知恵が付いた。
1、マスク&うがい&手洗いの基本を踏まえ、鼻うがいの励行がより一層効果を発揮する。
(専門家は薄めた塩水を推奨するが、水道水で充分。ちょっと痛いのは我慢)
2、自分の周りで誰かがクシャミをすると、すぐに5秒間だけ呼吸を止める。
(クシャミの飛散距離は10メートル以上になるが、空気中に漂う時間は3秒間。)
3、運悪く引いてしまった時は、スッパイマンを活用すると良い。
(スッパイマンは沖縄県産の乾燥梅干し。キムタクが絶賛してからブームを巻き起こして、
大人気商品になった。今では、一部のコンビニやスーパーでも販売している。大きな病院の院内薬局でも売られている。恐らく、梅の殺菌効果が認められているかもしれない。)
※ スッパイマンは種有りと、種無しの種類があるが、種有りに限定。
※ 就寝の30分前位に、二粒のスッパイマンを口に頬張る。→なるべく、噛まずにのどチンコの近くに留める。→酸っぱいので自然に唾液が出てくる。→滲み出るスッパイマンの
エキスと唾液の分泌物を、ゆっくりと喉全体を消毒するように呑みこみ続ける。→
30分経つと種の周りの果肉部分がふやけてくるので、硬い種だけを口から出して果肉だけを呑みこむ。喉の炎症で痛い時などにお奨めする。翌朝、その効果に驚くだろう。
※私は、ここ10年位、自分自身で実践しながら検証してきたので、上記の対処策は
自信をもって人に奨めている。下手に薬に頼るより安上がりだし効果絶大である。
当然、100%風邪をひかない訳ではないが、大幅に激減したのは間違いない事実。
体調管理が難しいこれからの時季、くれぐれもご自愛の上、是非お試しあれ。