今回は連想ゲームっぽく^^
「蝶」から連想するのって、色々あるんだけど、一番最初に出てきたのは、「コレクター」という映画。

この映画の評価については、アマゾンのコメント等で見てもらうことにして、私は「蝶の採集家って、こういう目で見られちゃうんだなー」って思ったんですが、その後の日本でも事件によっては、猟奇映画を多く見ていた人だったとか、ロリコンアニメを見ていたとか書いてある記事を見ると同じようなことを考えるのと同時に、こういうのって、日本も外国も似たようなものなんだなーって思ったりしていました。
とはいえ、蝶の採集は綺麗な標本の作り方とか聞くと、そう思われても仕方ないかもって思ったりもしますね。
私が聞いた話では、「蝶の羽って鱗粉と呼ばれる小さなうろこ状の物なんですが、これが取れやすいので、完璧な標本として、さなぎのうちに取ってくるとか幼虫を取ってきて、自宅等で羽化させる。羽が伸び切って飛び立つ前に標本にする。」というものです。
私はこの映画、淀川さんが健在の頃、テレビの洋画劇場で見たと記憶しているんですが、印象が大きかったらしくて、本屋でこれの原作本を見つけて、読みました。

白水社というところで出していたこの本、同時期にこんな本も読んでいました。

2つ比べると、読みやすさは「コレクター」の方でしたが、当時の評価は当然のように「ライ麦・・・」でしたね^^
同級生に「ライ麦・・・」を見せたら、読み終わってから、「お前、こんなの読むんだっけ?」と言われ、「全然わからなかったよ」と返すと、「だろうなー、全然似合わんもの」と言われたことを思い出します^^;
その後ずいぶん経ってから、「フィールドオブドリームス」という映画を見た時、この映画の原作がサリンジャーに捧げるというコメントを載せていたのを見て、サリンジャー、もう一度読んでみようかなと思い「フラニーとゾーイー」を読んでみたことがあります。

作品が違うので、何とも言えませんが、年をとったせいかずいぶん読みやすく感じたのを覚えています。「ライムギ畑でつかまえて」もいつか機会があればもう一度と思うことはありますが、どうなるんでしょうかねー^^;