「雨天中止」は、屋外スポーツや野外イベントにはつきものの事態ですよね。
雨天でも決行するスポーツはサッカー、ラグビーぐらいのもの、あ、あとサーフィンもか。
でもサーフィンも雷が発生してるときは危険なので中止です。
さて、多くの方にはもう知られていると思いますが、僕はかなり熱烈な阪神ファンです。
で、今回は雨天中止と阪神タイガースのお話です。
我が愛するタイガースは今シーズン雨天中止の翌日の勝率が抜群で、
一昨日の時点で今シーズン雨天中止の翌日の試合はなんと7試合全勝なんですよね。
そして一昨日の対ロッテ戦は雨天中止。でもって昨日の予告先発はエース、メッセンジャー。
この条件がそろっている時点で、僕的には「今日は多分勝ちやろ」という希望的かつ楽観的予測をしてました。
そんな中一抹の不安は、メッセンジャーの立ち上がりに不安があるということ。
昨夜僕が野球中継を見始めたのは、4回の表。ちょうど立ち上がりの3イニングスが終了したタイミングです。
その時点で得点は2-0でタイガースがリード。「よし、やっぱ今日は勝ちや」と僕は思いました。
そして、中継を見始めた直後、我が猛虎打線は爆発して大量5点の追加点をゲット。
そうなるともう「勝利確定」です。残りは見なくても負けるはずなどありません。
でも結果が分かってても勝ちゲームというのは見ていて楽しいですから、当然最後まで見続けました。
メッセンジャーは4回の裏に1点を与えてしまったものの、その後も高騰を続けました。
いや~、昨夜はかなりゆったりと野球観戦を楽しめました。
結果、8回にも追加点を重ね二桁得点での勝利です。
しかし、そんな中、敢えて苦言を呈したい。
それは「金本監督、メッセ引っ張りですやん!」ということ。
他ならぬ僕もメッセの好投ぶりを見て、完投勝利を期待しました。
この後も連戦が続き、交流戦明け休みなくリーグ戦再開となる阪神としては、
完投してもらって、中継ぎ、クローザー陣を休ませたいのも山々です。
それは分かる。十分すぎるほどに分かるのですが、
明日以降(つまり今日以降)のことを考えると、「継投策」が正解だったと思う。
継投策を取って、「メッセンジャーは打てない」「リードされて終盤を迎えると阪神は逆転できない」
というイメージを相手のファイターズはもちろん、他のチームにも植え付けておく方が
今後のことを考えて絶対的に有利だと思うのです。
昨日8回裏、メッセには明らかに疲れが見えてました。先頭打者にヒットを打たれた時点で代えてよかったし、
少なくとも次の打者にファーボールを与えてしまった時点で代えるべきだったと思います。
でも金本監督は変えなかった。確かに、好投の先発を代えたとたんに得点を取られることも良くあること。
でも、我がタイガースの中継ぎ、リリーフ陣は現在12球団でもトップクラスの状態です。
あの続投は、勝ちはしたものの明らかに金本監督の采配ミスです。
結果、メッセの防御率は大きく下がってしまったし、
「メッセンジャーは打てなくはない」というイメージを全球団に与えてしまった。
長いシーズンを考えた時、明らかにマイナスとなる采配ミスだったと思います。
ま、阪神やプロ野球そのものに興味がない人にはどーでもいい話でしたね(汗)