今回のイベントがらみなどで最近「夏の大三角形」の星がらみの日記を数回書いたと思うので、今日は夏の大三角形について日記書くことにします。
「夏の大三角形」という言葉を聞いたことがあるという人は少なくないのでは、と思います。
僕も実は子供のころ、星大好きな少年でして、それこそ幼稚園の時の七夕の短冊に、先生に「将来なりたいものを書いてね」と言われて、「天文学者になりたい」と書きました。
「星を眺めているだけで仕事になり“学者”という称号までついてくるのなら、こんなに素敵なことはない!」
そんな単純で稚拙な考えがその理由でした。
で、小学校低学年の頃は近くの児童科学センターのプラネタリウムにプログラムが変わるたびに毎回通っていました。
そんな中、夏のプログラムで七夕伝説の話と一緒に夏の大三角形という言葉を聞いたという思い出があります。
皆さんも良くご存知かと思いますが、夏の大三角形のうちの2つは七夕伝説の織姫の星であること座の「ベガ」と牽牛(=彦星)の星であるわし座の「アルタイル」。
そしてもう1つがはくちょう座の「デネブ」ですよね。
この「こと座」「わし座」「はくちょう座」は今回のイベントのターゲットにもなっていますね。
これら夏の大三角形の見つけ方は子供の頃プラネタリウムで教えられた記憶があります。
夏場にプラネタリウムに行ったことがあるという人は、おそらく大多数の人が教えられたのではないでしょうか。
で、夏の大三角形の見つけ方おさらいしておきます。
夏の大三角形はどれもかなり明るい星なので、ある程度星が見える地域にお住まいの方なら見えると思います。
今夜でもさっそく探してみてはどうでしょう?
夏の大三角形を見つけたところで、特になんてことないと思いますが、見つけたら見つけたで
「あ~、あれが夏の大三角形の星かぁ~」とちょっとしみじみした気持ちになると思います。
パートナーがいらっしゃる方なら、、たまにはお二人で星空を見上げるなんてことも素敵なのではないでしょうか?
では早速、本題の夏の大三角形の見つけ方。
まず第一に夏の大三角形がみられるのは南の空です。
北極星・北斗七星が出ている空と反対側の空を探しましょう。
そして、まず最初に見つけてほしい星は織姫の星であること座の「ベガ」です。
この星はほぼ真上に近いところでひときわ明るく輝いている星ですので、見つけやすいと思います。
(ひょっとして、漫画「巨人の星」の中で星一徹が「あれが巨人の星だ」と言っているのはベガか?)
「ベガ」が見つかったら次は牽牛(=彦星)の星であるわし座の「アルタイル」です。
この星は七夕の伝説のとおり、ベガと天の川を挟んだ対岸にあります。
「天の川って言われても、そんなもの見えないし・・・」という都会にお住まいの方もいらっしゃるでしょうから、そんな方々はこの時期天の川はほぼ真上の東側を南北に連なっていますので、
ベガの東側の空でひと際明るく輝く星を見つけてください。それが「アルタイル」です。
「ベガ」と「アルタイル」が見つかったらもう簡単ですね。
この2つの星を結ぶ線を底辺とする三角形の頂点となるような位置に明るく輝く星を見つけてください。
それがはくちょう座の「デネブ」です。
夏の大三角形は明るい街中の夜空でも見つけやすいかと思います。
ただし、街中で探すときはベンチなどに座ってやってくださいね。
歩きながら探す行為、街中で夜空に気を取られながらあるくのは歩きスマホと同様に危険だと思います。
というわけで今日は夏の第三角形について書きましたが
今夜は北海道を除いて全国的に天気よさそうですので、
良かったらみなさん夏の大三角形探ししてみてください。