今回のイベントで釣れるターゲット魚、その大多数が「サボテンミドリフグ」ですが
たまに「ワニ」や「サボテンキイロフグ」がきますよね。
この「キイロフグ」、「ミドリフグ」との色の違いがめちゃくちゃ微妙ですよね。
緑っぽいキミドリと黄色っぽいキミドリ、
かなり見妙な色です。
印刷の世界で言うと「Y」
釣れた魚の名前を毎回ちゃんとチェックしている人(そんな人って少ないのでは?)じゃなければ
ひょっとして釣れた時には気が付かずにいて、精密検査の時初めて「あれ?」って気づいた
なんてひともいるかもしれませんね。
僕はかつてデザインがらみの仕事をしていたということもあり
キイロフグが来た瞬間に
「何か違う色の魚が来た」って気づきましやが・・・
下の魚カゴを開いた画なんて、まるで「色覚テスト」のようですよね。

「色覚テスト」皆さんも子供の頃受けましたよね。
ドットで描かれた円形の中に微妙に蝶の絵や数字が隠れていて
それが認識できるかどうかを検査するテスト。
色弱テストとも言いますよね。
ところでこの「色弱」ってどんなものなのか、皆さんご存知ですか?
光の三原色R(Red:赤)G(Green:緑)B(Blue:青)が正確に認識できることによって
私たちはものの色が認識できるということは皆さんもご存知だと思います。
そして、RGBのいずれかの色が認識できないという人が色弱です。
したがって色弱には「赤が認識できない人」「緑が認識できない人」「青が認識できない人」
の3つのタイプの人がいます。
3色すべてが認識できない人が「色盲」です。
以前は色弱の人は「赤色盲」「緑色盲」「青色盲」、色盲の人は「全色盲」というふうに呼ばれていたらしいですが、今は「Ⅰ~Ⅲ型2視覚」と「色盲」という呼び方に変わったようです。
「1色が認識できない」というネガティブな見方から「2色が認識できる」というポジティブな見方に変わったということでしょうね。
ところで僕は子供の頃からある疑問を持っていました。
それは「そもそも物を見ているのは目ではなくて脳なのだから、果たして僕にとっての『赤』は他の人が言っている『赤』と全く同じ色なのだろうか?」という疑問です。
赤が温かそうな色、青が涼しげな色といわれても、そう感じる色のことを「赤」あるいは「青」であると教育されてきたわけですから、それが同じ色であるかどうかは結局証明しようがないのです。
そんなことを考える僕って、やはりちょっと変なんでしょうかね(笑)