今日は土用丑の日ですね。平賀源内の策略にはまり、「あ~今日はウナギ食べたいな~」と思っている人も少なくないかと思います。僕もウナギ食べたいです。でも今年のウナギは例年にも増しての超高値らしいですね。
本当は白焼きで日本酒飲みたいところですが、ホットモットの「うな重」弁当がせいぜい手の届くギリギリのラインですね(悲)
ところでウナギと言えば「スタミナのつく食べ物」というイメージが強いですが、実際のところどうなんでしょう?
たしかにウナギは確かに人間にとって重要な栄養素を豊富に含んでいる食べ物です。
ウナギが特に豊富に含む栄養素がまずビタミンAです。
ビタミンAはご存意の方も多いかと思いますが目に必要jなビタミン。
ウナギのかば焼き半分(50g)で成人男性の1日に必要とされるビタミンAを超える量を摂取できると言います。
続いてウナギの栄養素を代表するものとも言えるのがビタミンB群。
ビタミンB群は成長ホルモンの働きを活発にし、疲労回復や新陳代謝に効果があり、男性の精力低下の防止、美肌効果、アンチエイジング効果などがあります。
ウナギが男性の精力アップに効果的とされ、静岡を代表するお土産「うなぎパイ」が「夜のお菓子」とも呼ばれるのは、このビタミンB群を豊富に含むということに加えて同じく精力の低下を防止する効果、美容効果、アンチエイジング効果のあるビタミンE,性のミネラルとも呼ばれるミネラル「亜鉛」を豊富に含んでいるということに由来しています。
それにしても、ウナギに限らず、「スッポン」「マカ」「クラチャイダム」など、男性の精力増強に良いとされる食材はみな女性の美肌効果やアンチエイジングなどにも効果があり、そこにには「成長ホルモン」というものが大きく寄与しています。
また、青魚に多く含まれいる有効成分として良く知られている「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と「EPA(エイコサペンタエン酸)」もウナギには多く含まれています。
栄養素云々の前にも、ウナギのかば焼きとかは、あのタレが食欲をそそりますしね。
食べておいしくて体にも良いうなぎ、食べたいですよね。
でも、最後に1つだけ。
ウナギが一番おいしいウナギの旬は、夏場ではありません。
天然ウナギの場合、冬眠に向けて体に栄養分と脂を貯め込むに秋から初冬にかけてが一番の旬で夏のウナギは逆に味が落ちるといわれています。そもそも「土用丑の日」のウナギは夏場味が落ちで売り上げが減って困っていた知り合いのウナギ屋に頼まれて平賀源内が店先に「土用丑の日」と書かれた紙を掲示し、栄養豊富なウナギを食べて夏バテを防止しようと謳うことを提案したというのが始まりというのが最有力の説ですものね。
ただし、現在の私たちが口にすることができる大多数のウナギは養殖物で養殖のウナギには旬は存在しないので皆さん安心してこの時期にウナギをたべましょう。