格闘家の山本KIDさんが癌でお亡くなりになったそうで、
身体を鍛えた格闘家でも癌という病気に勝てないんだという若すぎる死に衝撃を受けましたが、
それはさておき、今日もいきます。「今日は○○の日」ネタ。
さて、本日9月19日は「苗字の日」だそうです。

これは、1870年のこの日に戸籍整理のため、太政官布告により
平民も苗字を名乗ることが許された記念日であるとのこと。
しかし、当時の人々はなかなか苗字を名乗ろうとしなかったため、1875年2月13日に、
全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられたそうです。
苗字といえば、僕の苗字は文具店やハンコ屋さんにおいてある三文印には絶対に
ラインナップされていない超少数派の苗字です。
一方で「佐藤さん」や「渡辺さん」、「田中さん」など、同姓の苗字を持つ人が沢山いるという
メジャーな苗字の方もいらっしゃいますよね。
これってどちらの方がいいのでしょうか?
病院や銀行などで名前を呼ばれたとき、自分だとすぐに分かるという意味では
助かると思いますが、僕の4歳下の弟なんかは苗字が少数派であるがゆえに、「君はあの○○くんの弟かい?」と
小学校や中学校、同じ高校に進学したので高校でも言われたようです。
僕は決して大人しいタイプの少年ではなかったので、中学校や高校では教師の方々の間では名が
知れ渡っていて、弟が入学するとすぐに「君はあの○○くんの弟かい?」
「やっとあの問題児が卒業してくれてほっとしてたのに・・・」
「でも、君はお兄さんと違って大人しくていい子だね」といわれていたようです。
こんなエピソード、よほど顔がそっくりでもない限り、「佐藤さん」や「渡辺さん」、
「田中さん」などではないのでしょうね。

その他毎月「19日」は以下の5つの記念日でもあるようです。
〇「トークの日」・・・、「電話でのおしゃべりを楽しもう」という意味が込められて、
NTTが民営化後に制定した記念日。1986年(昭和61年)6月19日に
記念日としてスタートしたそうです。.由来は「19」が「十九」で、
「トーク」という語呂合わせで決められています。

〇「食育の日」・・・2005年(平成17年)に、食育基本法に基づく
「食育推進基本計画」により制定された記念日。「食育(しょくいく)」の「育(いく)」が、
「い = 1 く = 9 」の語呂合せであることに由来。

〇「シュークリームの日」・・・19という数字が「19(シューク)リーム」とい
う語呂合わせになるということから、シュークリームで有名なモンテールが日本記念日協会に
登録した記念日です。

そもそも日本でシュークリームが食べられるようになったのは幕末のころで、
横浜で洋菓子店を開いたサミュエル・ピエールによるものが日本初のシュークリームだといわれています。
1896年には米津風月堂によって販売が開始されていましたが、当時は冷蔵庫などがなく
保存が難しかったことから、シュークリームが一般的になったのは冷蔵庫が普及した
昭和30年代以降だということです。
シュークリーム自体は結構古くから存在していて、諸説ありますが1553年にメディチ家の
カトリーヌ姫が輿入れした際に、お抱え菓子職人のポプリーヌによってフランスに伝わったものが
シュークリームの原型だとされています。
ちなみに「シュークリーム」というお菓子の名前は和製英語であり、外国では通じません。
元々はフランス語の「シュー・ア・ラ・クレーム」が由来となって誕生した言葉が「シュークリーム」です。
〇「松阪牛の日」・・・「松坂牛の美味しさをアピールするため」と「業界全体を盛り上げるため」
といった目的で松阪牛を全国で通信販売している千葉県船橋市の株式会社やまとダイニングが制定した記念日
由来は、「松阪牛(まつさかうし)の個体識別管理システムの運用開始の2002年8月19日
であることにちなんで、毎月の19日に制定されたそうです。「松阪牛」ヒレ肉食べたいなぁ。

〇「クレープの日」・・・クレープをPRするために、毎月9日、19日、29日の9が付く日をクレープの日
として株式会社モンテールが制定。由来はもちろん「9(ク)レープ」の語呂合わせですね。

そもそもクレープというのは、フランス語(crêpe)で、フランス北西部のブルターニュが発祥の
パンケーキの一種の料理。元になったのは、そば粉で作った薄いパンケーキのガレット(galette)
という料理であることはご存知の方も多いと思います。
僕は個人的にはクレープより、ガレットの方が好きです。