トランプ大統領支持者の多数を占めるキリスト教福音派は、聖書の黙示録
(イスラエルのメギドの丘での世界終末戦争)を信じているそうだ。それが成就
すれば7つの封印のうち最後の7つ目の封印が解かれる。
そして悪はこの世から抹殺され、キリストが再臨するのを望んでいるというのだが・・・
トランプ大統領は以前、諸外国の反対を無視して、在イスラエル米国大使館をテ
ルアビブからエルサレムに移転した。そして昨年末にイランの革命防衛隊、コッ
ズ部隊(国外でテロ支援するなど対外工作専門の組織)のソレイマニ司令官をド
ローン攻撃により爆殺。そして今朝、イランは弾道ミサイルによるイラク国内の米
軍基地への報復攻撃。 なんだかキナ臭い年明けとなった。
これからの10年は波乱の年、試練の年となるようです。それでも良心に従い、
粛々と生きるのみだ。
米国の一部の保守的な街では、学校で進化論を教えることを拒否して、聖書に書
かれているようにアダムとイブから人類は始まったと教えているんだとか。また
狂信的なキリスト教原理主義者は、やむを得ない理由で堕胎するケースであって
も、聖書の教えに反すると言う理由で執刀する産婦人科医を爆殺したりと、
狂信的イスラム原理主義者となんら変わらないのだ。
一生懸命働いても家賃を払えないほどの年金しかもらえず、自暴自棄になり他人
を巻き込み新幹線内で焼身自殺するという事件があった。
いかなる理由があってもいけないことだ。そこまでじゃなくても「悔しい」「許
せない」など憎悪や悪い想念を多くの人が持ち、それが臨界点を超えると「母な
る地球」は地震や森林火災など自然災害で吐き出す。それでもなお人心が荒れて
くると、戦争を起こさせ人類を一掃してリセットするかもしれない。そうならな
いためには一人ひとりが悪い想念をしないよう内観し、心に思うことに気をつけ
責任を持つこと。 自戒を込めて心しなくては。